ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

　あくまのかがみの色違い。カラーリングはほぼ変わっておらず、鏡の色が赤色から青色に変更されているだけである。

　行動パターンはほとんど変わっていないが、一応メラミが増えている。しかしこの時点でメラミは大した脅威でもないだろう。化けられる味方の習得次第では脅威になり得る上、海底神殿でも高頻度で出現するので戦闘は避けられない。

　しかしリメイク版以降はラーの鏡でモシャスを解除できるようになって脅威度はだいぶ減っている。心配なら袋の中から出しておくと良いだろう。

　ストーンビーストの色違い。上位種になると体色が暗くなる傾向が強いのだが、こいつは鮮やかな青緑のようなカラーになっており、明るくなっている珍しいパターンである。

　海底神殿と言う馬車が入れないダンジョンで焼け付く息を吐いてくる厄介者である。複数人マヒ状態になると全滅の可能性もある。

　岩石耐性は無いものの、最大HPと守備力のせいで正拳突きでも一撃が難しい。素直に正拳突き＋メラミで確実に1匹ずつ処理していこう。

　マドハンドの色違い。真っ赤に染まった手が地面から伸びているのはなかなかにインパクトがある。

　よく似たモンスターにドラクエ2で出現したブラッドハンドがいるが、公式のモンスター図鑑で全く同じモンスターであることが紹介された。要するに開発スタッフの名前設定ミスだったというわけである。

　最大HPが低い相手を集団で執拗に狙い続けるという陰湿な行動パターンが特徴のモンスターだが、後衛を防御させるか、スカラを掛けたハッサンがにおうだちを使えば完封できる。一応トロルを呼ぶものの、そもそも混乱も休みも有効なので、育成状況次第では簡単に薙ぎ払ってしまえるだろう。

　バオーの色違い。体色が紫色になったことで、現実の分厚い皮膚を持つカバの色に近くなったと言える。

　しかしバオーの上位互換と言うわけでもなく、最大HP-56、攻撃力-20、守備力-8、素早さ+19となっており、実質的にはバオーの亜種である。

　なお、出現エリアがペスカニ周辺と言うこともあって、直接ペスカニに上陸してしまうと遭遇しないままとなってしまう。実際に遭遇しないままクリアしてしまった人も多いのではないだろうか。

　ドラクエ3から登場しているパワーファイター。ダメージ系にはほぼ無耐性だが、最大HPが高い上に毎ターン20程度の自動回復も搭載されているので想像以上にしぶとい。

　トロル系は「状態異常に弱い」と言うイメージがあるが、こいつは混乱、睡眠、休み系のいずれも強耐性なのであまり有効ではないので注意。

　幸い岩石系には無耐性なので正拳突きが直撃する。複数人で正拳突きを使えば1～2ターンで十分倒せるだろう。今作も痛恨を放ってくるが、実質250%倍率の強化攻撃なので、スクルトを使っておけば大幅に軽減できる。

　お馴染みのスライム界の王様。メジャーなモンスターだがこちらも出現地域が限られており、わざわざ戦闘を繰り返さないと遭遇出来ない。

　戦ったところ大した旨みは無く、ダメージ耐性も高いこともあり無駄に戦闘が長引く。何気に毎ターンHP20程度の自動回復機能を持ち合わせている。

　SFC版では仲間にするために狩る選択肢もあったのだが、リメイク版はスライムスカウトに切り替えられたので尚更戦闘する必要性が無くなってしまっている。

　フーセンドラゴンの色違い。赤い色から緑色にカラーが変更されている。

　きりさきピエロやら、キングイーターやら、この時期の色違いは上位種ではない連中が多かったが、こいつは全体的にフーセンドラゴンよりもステータスが高いのでれっきとした上位種である。

　しかし125%倍率の強化攻撃と燃え盛る火炎を中心とする攻撃パターンは特に変化していない。はじけ飛ぶことは無くなり、この点では一応強化されていると言える。

　フェアリードラゴンの色違い。体色が紫色になり、羽根の深緑になったので鮮やかさはあまりなくなった。

　メダパニダンスで混乱状態にして、ルカナンで下げた味方に同士打ちをさせるという、名前のとおり悪魔じみた戦法を得意とする。不思議な洞窟にそこそこの頻度で出現するため、避けて通れない相手でもある。

　混乱、睡眠、休み系がいずれも強耐性で、しかも25%で打撃を回避するしてくる。真空波などがあれば倒しやすいが、無いと打撃に頼らざる得ない部分もある。浮遊系なので、とび膝蹴りで倒すと良いだろう。

　ファイナルファンタジーシリーズに同名の補助魔法が登場しているように、こいつも沈黙呪文を得意とする。

　しかしマホトーンよりもバシルーラの印象が強いプレイヤーの方が多いだろう。バシルーラは被弾するとルイーダの酒場まで飛ばされてしまい、迎えに行くことを余儀なくされる。

　幸い確実にマホトーンが効くので、ほしふる腕輪を装備させた僧侶系のキャラに先制でマホトーンを使って呪文を封じてしまおう。

　エビルポッドの色違い。銀色から金色のカラーリングが変更されており、よりアラジンに出てくる魔法のランプの見た目に近くなった。

　ランプのまじんとセットで登場する上、ランプを擦っても居ないのに勝手にランプの魔人を呼び出してくる。守備力が高く、ルカニも通じずダメージ耐性も高いので倒すのに無駄に苦労する。

　どう見ても浮遊しているのに浮遊系扱いではないのでとびひざげりでダメージも増えない。雷鳴の剣2連打で倒せるので、メタル狩りをする場合はデュラン撃破前と撃破後で効率が変わるのを覚えておいて損は無いだろう。