ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

　切り裂きジャックをモチーフにしたモンスターシリーズ第二弾。こいつは名前のとおり「切り裂き」をモチーフにした直球ストレートなネーミングである。

　下位種のカメレオンマンと比べると、攻撃力-13、守備力+12、素早さ-16、回避率1/4→1/64変化しており、使用特技もはやぶさ切りから真空斬りに差し替えられている。そのためカメレオンマンの上位種と言うよりも亜種に近い。

　実際には現実ムドー1回戦目の両サイドに配置されている方が有名だろう。メラに弱耐性のせいでメラミ1発では沈まず、ルカナン後に殴られると無視できないダメージを受けたりと、ムドー戦の横槍要員として設計されていると考えて良いだろう。

　お馴染みのトラップモンスター。ザクソンの村の南東に配置されており、無気力状態で挑むと全滅必至なことは有名である。

　ミミックと違いマホトラは通用せず、最低でも1回はザキを放たれる計算である。しかしもっと凶悪なのはムドーの城に配置されている点だろう。ムドーの城はムドー撃破か全滅でしか脱出できないので、こいつからザキを喰らうと高確率でやり直しになる。

　ルカニを使って守備力を下げないとダメージが通らないが、マホキテ状態だと相手にザキのためのMPを与えてしまう。とは言え、ムドーの城の個体以外はこちらも戦力も増強されており、そこまで恐れる必要はない。

　有名な神話のおかげで多くの人が知っている架空の生物。癒しの力を持つとされる聖なる生き物のはずだが、本作では何故かモンスター扱いされている害獣である。

　イメージのとおり素早さは高いものの、攻撃力は並み程度であるほか、焼け石に水程度のホイミを使用してくる関係で攻撃性のはかなり低い。

　しかし癒しや再生に重きをおいている関係からか耐久性は高めである。突き飛ばしを使うものの、そこまでの攻撃性のは無いので倒すのは後回しで良いだろう。

　ムドーの島で出現する悪魔。ルカナンを1回使ってくるが、2匹同時出現することも多いので油断すると被ダメージがきつくなる。

　一応ほしのかけらを使えば高確率で動きを止められる。はやてのリングを装備したチャモロに持たせておけばよい仕事が出来るだろう。

　最大HPがこの時点では中々高く、ムドーの島初挑戦時には削り切るのになかなか苦労させられる相手ではある。

　ことだまつかいの色違いで、こちらは青い色が印象的。見た目どおり（？）バギマを連打してプレイヤーを苦しめてくる。

　ようじゅつしもそうだったが、魔法使い系の割に最大HP、攻撃力、防御力も高い強敵である。

　しかしこちらは転職後に遭遇する関係で、こちらも休み系の攻撃を出来るのが救いである。雄たけびが100%効くので、あるのなら出し惜しみせずに使おう。

　ぬけがらへいの色違い。名前も見た目もさまようよろいに似てはいるが、こいつはカラーリングが赤い点で一応異なる。

　体当たりを駆使して自爆してくるのだが、リメイク版で体当たりのダメージが32%から80%に上昇した影響で一気に危険な相手になった。

　特にこいつは判断力が低いようで、HPが最大の状態でも平気で使用してくる。休み系が有効なので、おたけびなどで相手に行動させる前に倒してしまいたい。

　ハエまどう、はねせんにんの色違い。別名「ホルストック地方の悪魔」で、集団で現れてはベギラマを連打してくる。

　最大で2回ベギラマを使用するMPがある上、いかずちの杖も使ってくるので、実質的には無限にベギラマが飛んでくる。

　混乱と休み系は無効で、睡眠とマホトーンには強耐性なのでほぼ動きを止めることはできず、岩石系とメラ系にも耐性があるので速攻を決めにくいという耐久力の高さも一級品である。集団で現れた場合は魔法の盾を装備した主人公を一人だけ馬車外に出して逃げるを連打するのも一つの選択肢である。

　ヘルホーネットの色違い。現実ではあまり見かけない緑色のカラーリングをしており、麻痺攻撃の他に毒攻撃も繰り出してくる。

　まとまった能力を持っているが、コンパクトにまとまりすぎている上、行動パターンにあまり怖くない毒攻撃も追加されたので、かえって脅威ではなくなってしまった。また、ダメージ系も休み系もほぼ耐性が無く、倒す手段はいくらでも存在する。

　一応緑色の蜂にはハバチと言う種類が存在する。しかしこいつらには毒針が無く、そもそも草食性だったり、ポイズンキラーとは全く別ベクトルの生き物である。

　胸の部分が羽根状に広がった蛇で、恐らく「ウィング＝翼」のネーミングはこの胸の部分の広がりが元だろう。二股には分かれていないが、ポケモンのアーボックに近いと言えば近いか。

　残念ながらその特徴的な翼を使った攻撃はしてくることは無く、ただひたすら125%倍率の攻撃を繰り出してくるだけである。

　しかし攻撃力が100を超えているので、装備が不十分な後衛が狙われるとそれなりに危険である。幸いダメージ耐性は無く、休み系も十分に通じるので手早く倒してしまおう。

　お馴染みのメガンテを放ってくる危険生物。最大HPの半分以下程度になるとメガンテスイッチが入るようで、倒す場合は集中攻撃して一気に倒すし必要がある。

　しかし馬鹿正直に叩く必要は全くなく、二フラムで消し飛ばしてしまっても良いし、マホトラでMPを0にしてしまっても問題ない。

　そもそも出現エリアが狭く、無理に戦う必要が無い相手である。わざわざハイリスクを背負う必要もないと思われるので、基本的に逃げてしまって良いのではないだろうか。