ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

　アラビア風のまじん。ランプの魔王の最下位種と言ったほうが現代では伝わりやすいかもしれない。

　出現はホルストックエリアからなのだが、モンスターID的にみると当初はムドーの城で出現することを想定していたのかもしれない。多分アラビアを前面に押し出したビジュアルと空をイメージされる名前が魔王の城に相応しくないと判断されて異動させられたのだろう。

　かまいたち、125%の強化攻撃と単体攻撃ながら被ダメージが結構痛く、最大HPも高いファイタータイプである。ラリホーに弱耐性だが、単体相手ならメラミ＋とびひざげりでまず倒せるだろう。

　スライムナイトに代表される「他のモンスターに乗ってみました」系のモンスター。これまでは西洋の騎士を基調としたものが多かったが、こいつは忍者という和風テイストを前面に押し出している。

　一体何の骨に乗っているのかが気になるが、骨格から言って多分レッサーデーモンである。肝心な動かし方だが、多分忍術で操っているのだろう。

　初の完全2回行動のモンスターで、かえんぎり、足払いを使ってくる。上位種のエビルドライブは1～2回行動なので、実は行動回数に関してはこちらの方が優れていたりする。

　ちんもくひつじの色違いで、深茶色の毛並みが印象的。名前のとおりラリホー系の呪文を駆使するが、使ってくるのがラリホーではなく成功率が高いラリホーマで、その上最大で2発使用してくる強敵である。

　転職以降は休み系で簡単に足を止められるがそれ以前だと対抗手段が少ない。マッドロンと同じくはやてのリングを装備させたチャモロのマホトーンである程度は安定する。ほしのかけらも有効なので、足止めに活用していきたい。

　最大HPが非常に高く、メラミ一撃で倒せないのが難点である。炎の爪入手後の「ついメラミでごり押ししたくなる心理」を逆手に取ってくる強敵なので、面倒がらずにマホトーンを使おう。

　しのどれいの色違い。暖色系の温かい服装をしていたしのどれいと違って、こちらは寒色系の雪国スタイルである。

　死を恐れずに向かってくる恐ろしいモンスターと思いきや、通常攻撃以外の行動を取らない上にステータスも低いという、ムドーの城で数少ない癒し系のモンスターである。

　ようじゅつしと一緒に出現することを考えれば、文字通り外部から連れてこられた使役用のモンスターなのかもしれない。そう考えると微妙にステータスが低いのもの納得がいく。いずれにせよ戦闘終了間際にゲントの杖で回復を行う際に残しておくと、被害が少なくて便利なモンスターである。

　テンツクの色違い。紫を基調としたテンツクに対してこちらは黄色～オレンジ基調の色をしているが、実体はかっこよさでのし上がったスーパースターなテンツクらしい。

　しかしスーパースターだからと言ってハッスルダンスを踊ってくるようなことは無く、誘う踊りの他に不思議な踊りがダンスのラインナップに追加されているだけである。

　ステータスも大した事も無くメラミで一撃だ倒せる上、やいばのブーメラン2連撃＋はじゃのつるぎでも楽に倒せるので、苦戦することはまずないだろう。

　イグアナはトカゲの一種で、グリーンイグアナは体長180㎝に到達するものも存在するなど、このおおイグアナは割と現実に近い設定がされているモンスターである。

　しかしイグアナは下が伸びたりせず、目も球体上に飛び出しておらず、尻尾も丸まっていない。このような特徴を持つのはトカゲではなくカメレオンである。

　焼け付く息を使ってくるが、全員が被弾することはあまりないだろう。ほぼすべての攻撃に弱耐性以下なので、適当にラリホー辺りで動きを止めれば問題ない。また、岩石系も直撃するので、ハッサンの正拳突きがあればほぼ一撃である。、

　名前のとおり妖術を使う魔法使い。ドラクエの魔法使い系モンスターと言えば、終盤の個体を除けば打撃も耐久力も低い一発屋が相場であった。

　しかしこいつは打撃もまずまず強く、何よりも耐久力が非常に高いという特徴がある。メラミは効かず、正拳突きも通りにくい上に混乱も効かない。故に倒すのに非常に時間がかかる相手である。

　そのくせにこの時点でメラミとバイキルトを使ってくる上に最大MPが30もある厄介者である。ぬけがらへいの増援を行うこともるので、面倒であれば逃げてしまうのも一つの手だろう。

　フレイムマンの色違い。ドラクエは上位種になるほど色が濃くなる傾向が強いが、こいつの場合、フレイムマン（黄色）からバーニングブレス（灰色、薄紫色）となり体色は薄くなっている。

　しかし吐いてくるブレスは火の息から燃え盛る火炎に大幅にパワーアップしており、ストーンビーストのように無駄行動もとらないので非常に脅威なものとなっている。

　もともと理性が無いためなのか混乱は効かず、正拳突きもメラミも効果が薄い上に最大HPも高く、とにかくこちらの回復リソースを削ってくるので注意しておきたい。

　ご存じ経験値稼ぎ用のモンスター。せいすいで確実に1のダメージ与えられるので、4人でせいすいを投げつければそこそこの確率で倒せる。

　しかしあまりレベルを上げまくると熟練度上限に引っかかってしまう今作では、序盤にこいつを狩る意味があまりないのも事実である。

　一応今作の山場であるムドー戦はベースレベルが必要にはなるため、下の世界のムドーに勝てない人は聖水を大量に用意してこいつを狩るのも良いだろう。

　ダンスキャロットの色違い。毒々しい見た目をしており、キャロットという表記が無ければこいつが人参だとはなかなか気が付けないだろう。

　名前に違わぬ毒の使い手で、毒の息を吐くほかに毒攻撃も使用してくる。しかし戦闘終了後に直してしまえば問題なく、そもそも出現エリアもすぐに宿屋に戻れる場所なので問題にはならない。

　ちなみに紫キャベツほど有名ではないが、紫ニンジンと言う品種も北海道などに存在する。当たり前だが毒は無く、普通の人参よりもポリフェノールが多く含まれていて、かつ甘みが強いようである。