ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

　本作最弱のモンスターで、通常のスライムの「自分よりも弱いモンスターが居たらいいのに」と言う願望が具現化されたものだという説もある。

　Lv1主人公の力は11なので、ひのきの棒を持って殴れば低乱数が出ても1撃で倒せるようになっており、割と綿密な調整がされていると言える。

　また、道中で拾えるかわの帽子と旅人の服を装備させれば被ダメージを1に抑え込める。ある意味では装備の重要性を教えてくれる重要なレクチャー役でもある。

　本作初登場。ファー（毛皮）のラット（ネズミ）と言うことなので、一応はネズミの一種らしい。しかしどう見てもネズミには見えず、小型のカンガルーのような見た目である。

　ちなみに特段変わった攻撃方法は無く愚直に通常攻撃を繰り返してくるだけなので恐れる必要はない。

　一応ぶちスライムよりもMPを除くすべてのステータスが＋1されているため、ゲームの設計的に言えばぶちスライムの単純な上位互換と言うことになる。

　山肌の道最初の厄介者。誘う踊りでこちらを1ターン休み状態にしてくるのだが、一人で戦闘を行うこの時期は非常に脅威。

　他のモンスターと現れた時がなかなかの脅威で、運が悪ければ行動不能にされたまま袋叩き似合う可能性がある。

　しかし道中で拾えるこんぼうがあれば十分にワンパンに出来る。素早さも高くないので、戦闘開始直後に速攻で撃破してしまえば問題ないだろう。

　最序盤で紫色のカラーリングの敵が出現することは中々珍しく、またこの手のカラーリングの相手は毒を持っていたりするのでシリーズ経験者はつい警戒してしまう相手である。

　実際に毒攻撃をしてくることは無いものの、甘い息を使ってこちらを睡眠状態にしてくる。素早さが非常に低いので、ターン最後に行動されて次ターンに睡眠状態で突入する展開になりやすいので注意したい。

　こちらの方がマンドラゴラよりも若干耐久力に優れている。どちらを優先して倒すか悩ましいが、撃ちもらしの少なさを考えるとマンドラゴラを先に倒したほうが良いだろう。

　名前のとおりネズミとコウモリが合体したモンスター。しかし現実のネズミも古代ローマでは「空飛ぶネズミ」と言われ、鳥類にカウントされていたほど関係性は深い。

　攻撃力15は中々の脅威で、ダメージを1に抑え込むには守備力が28ほど必要である。この時点では不可能に近く、必然的にダメージ1を乗り越えて打点を与えてくるので厄介。

　攻撃が当たりにくい気がするのも気のせいではなく、回避率が1/16に設定されている。とにかく薬草の消費が増えるので、薬草は多めに用意しておきたい。

　おばけなめくじに続くナメクジ系のモンスター第二弾。しかしなめまわしで行動不能にしてくるのを考えると、実質的にはマンドラゴラの亜種である。

　ワンパンで倒すには攻撃力が25程度必要なので、低レベルで駆け抜けようとすると意外な強敵になる。

　撃ちもらしが多い状態で下記のオニオーンとタッグを組まれると、相手の回復量をこちら側の攻撃力が上回れず敗北する可能性があるので注意したい。

　作中で最初に戦うことになる回復行動の使い手。難易度的に序盤は相手の回復行動は有限であることが多いが、こいつは道具の仕様なので無限に使用してくる。

　従って相手の回復量をこちらの攻撃力が上回る必要があり、低レベルで突撃をした時に大きな障壁になる。

　リメイク時に一律で最大HPが80%になった影響で体感的にかなり倒しやすくなったが、SFC版では最後の数ポイントが削り切れずに回復される場面が多く、また集団で現れることもあって、こいつに多くのプレイヤーが教会送りにされていた。

　これまでは何らかのモデルを元にしたモンスターが多かったのだが、こいつは何がモデルになっているのかは皆目見当つかない。

　一応ダンサーの役割を与えられているようで、誘う踊りで行動不能にしてくる。実質的にはリップスのマイナーチェンジ版なのでそこまで苦戦しないだろう。

　名前のとおりきりかぶ状の帽子を頭にかぶったモンスターで、木の枝のスティックを所持している。

　本作初の呪文を使ってくるモンスターで、使ってくる呪文はルカニである。

　通常はそこまで脅威でもないが、不意打ちを喰らって先制ルカニを貰ってしまうとかなり危険。スライムレベルでも殴り倒される可能性が生まれるので、こいつが出現する地域では早めに回復を行っていこう。

　プレイヤーが最初に苦しめられるであろう難敵モンスターで、攻撃力も高いが、何よりも苦労させられるのはその守備力である。

　この時点だとこちら側の攻撃は一ケタ台まで軽減されてしまい、撃破までに3回も攻撃が必要になってしまうことも珍しくない。

　防御してくるのも面倒で、複数で現れた時に長期戦になって激しく消耗させられる。面倒であれば逃げてしまうのも一つの手だと言えるだろう。