ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

　バーバラだけが装備できるムチなのだが、入手できる時期を加味すると非常に場違いな攻撃力を持っている。強力と言われる炎のツメですら攻撃力53であることを考えれば65と言う数値がいかに高いかわかるだろう。

　恐らくパーティから抜くことが出来ないバーバラを活躍させたいという制作サイドの調整だと思われるが、耐久力が低いという根本的な問題があり、その願いはかなわなかったようである。

　ベースレベルを上げすぎると熟練度限界に引っかかってしまう時期なのもつらい点である。アイテムコレクター以外は購入しなくても良いだろう。

　前作ドラクエ5では、「移動中に使用できる」「仲間モンスターが確率で仲間になる」「ラスボス戦の前に購入できる」と言った要素から値段に見合うだけの価値があった杖。

　今作では上記に条件がすべて撤回されてしまい、更には転職でだれでもザオリクを習得できるようになった関係で価値は大暴落した。

　極限低レベルプレイ等では日の目を見るかもしれないが、通常プレイの範疇ではこれが役に立つという事態はまず起きないだろう。

　装備後の最終攻撃力を75%にして攻撃を行う特殊な剣。特技も剣技類などには2回攻撃が有効で、はやぶさの剣＋はやぶさぎりで4回攻撃できるのは有名な話だろう。

　しかしその特殊性から武器として活用していくのは結構難しいのも事実である。せいけんづきの存在やバイキルトとの相性からほのおのつるぎの方が使いやすいケースがほとんどだろう。

　一方でメタル狩りにはまずまずの有効性を見せる。4人でメタル斬りをすれば8ダメージが入り、はぐれメタルを確実に倒すことが出来る。どくばり＋しっぷうづきには劣るが、どくばりを装備できない主人公やアモスでも実行可能なので覚えておいて損は無いだろう。

　攻撃時に誘惑のパワーで相手を混乱させるという謎の力を持つ剣。女性キャラに加えてイケメン枠であるテリーが装備できる。ドラクエ5では主人公も装備できていたのだが、本作の主人公はイケメン枠では無いらしい。

　らいめいのけんが初期装備のテリーには不要で、グリンガムのムチやカルベロビュートがあるバーバラにも不要であるため、実質的にミレーユ専用武器である。

　肝心のミレーユも打撃要員として育てているケースは少ない。故に名前が有名な割に有効活用されない悲しき剣と化してしまっている。

　何も特殊効果が無いシンプルな武器。リメイク版ではスライム系しか装備することが出来ないのだが、入手できる欲望の町でより攻撃力の高い太陽の扇が販売されてしまっている。

　一応マヒの追加効果があるが、時期的に無効化される相手がほとんどである。このような事情もあり見向きもしなかったプレイヤーが大半だろう。

　道具として使用すると津波の効果がある杖。本家同様に1/3で失敗してしまい、ダンジョンも海底神殿以外では必ず失敗するなど道具としての使用価値は薄い。

　マーメードのハープ入手直後に回収しに行けばチャモロの丁度良い武器になる。これを装備させれば十分打撃要員として活用できるだろう。

　ちなみにガンディーノで普通に店売りされている。ベストドレッサーコンテストの早期攻略の際に大量のゴールドが必要になるので、タイミングを見て換金してしまおう。

　ドラゴンキラーとセットで登場し、なおかつドラゴンキラーに微妙に攻撃力で劣るのが恒例の聖剣。本作でもその特徴を引き継いでいるが、ラスボスの最終形態に有効なので、前作までと比べれば扱いは幾分マシである。

　しかしほのおのつるぎという最強の汎用性を持つ武器が登場してしまい、通常戦闘での存在価値はほぼなくなってしまっている。

　マーメイドのハープ入手以降に購入できるようになる非常に強力な剣。攻撃力もさることながら、追加効果のメラ系50%追加ダメージが素晴らしい。

　追加効果がメラ系なので、炎のツメ（ギラ系50%追加ダメージ）よりも遥かにダメージが通りやすく、後述のふぶきのつるぎよりを上回る活躍を見せることも多い。

　値段が非常に高いのが最大のネックだろう。これを買うよりもほのおのブーメランを2本買ったほうが稼ぎを行いやすいケースも多いので、どちらを買うかは編成や育成方針を見て決めると良いだろう。

　ドラクエ5では非売品ではあったものの宝箱で確実に入手できる実用性が高いアイテムだったのだが、本作では非売品の上に宝箱もなく、ドロップでしか入手できない非常にレアなアイテムになった。

　それもウィングデビルやキングマーマンが低確率で落とすだけなので、お目にかかることすら難しいアイテムになってしまっている。

　頑張って入手したとしてもカルベロビュートに劣る程度の性能しかないので結局使われないと思われる。コレクターでもなければ入手する必要は無いだろう。

　他のサイトでは異様に評価が低いが、使い方さえ誤らければ強力な武器であることは間違いない。と言うのもAI戦闘の場合、特技が充実してくると輝く息を覚えてるのにせいけんづきを使ったりする謎行動が起きやすくなってしまうためである。

　最後尾に下げておけばリスクはそう大きいものでもなく、ブーメラン系を装備できないハッサン、アモス、ドランゴ、ピエールの4名がワンボタンで属性に依存しない全体攻撃を確実に使えるようになるメリットは計り知れない。

　メタル狩りの局面ではなく、熟練度を稼ぐ場面で特に役に立つ装備である。マウントスノーなどに入り浸る際に数本買っておくと便利だろう。

　ゾンビキラーとセットと登場しては、ゾンビキラーよりも若干強いことで有名な武器。これが出てくるとドラクエもいよいよ終盤という感じである。

　とは言ってもこれの入手後に出現するドラゴン系はバトルレックス程度であり、バトルレックスは岩石系が100%有効な事情があって、単純な高攻撃力武器として扱われてしまっている。

　加入直後のドランゴに装備させるのに丁度良いのだが、ブレス系が揃い始めると攻撃そのものをしなくなってしまうため、状況を見て他のキャラに渡してしまっても良いだろう。

　テリーの初期装備で、彼がアークボルトの報酬として受け取った剣である。終盤でも通用する攻撃力が魅力だが、最大の特徴は道具使用効果でライデインが使用できる点だろう。

　デイン系は耐性を持つ相手が少なく、確実な削り手段として大活躍する。加入直後のブレス系が揃っていないドランゴに持たせておくと隙が無くなっておすすめである。

　魔術師の塔などで熟練度稼ぎをする際にも活躍する。パーティ編成に柔軟性をもたらすアイテムなので多少頭を捻ってでも積極的に活用していきたい。

　バーバラとスライムが装備できるのだが、装備やある程度の知識があればグリンガムのムチを入手することは容易いため、実質的にはスライム専用武器である。

　スライム系は攻撃力65のほのおのブーメランも装備できるので迷うところであるが、主人公とアモスが炎のブーメランを装備しているのであればこちらを装備したほうが良いだろう。

　シリーズを通して「最強ではないが、一撃を狙える特殊武器」としてのポジションを確立している武器。一撃の判定はザキ系を参照したりしなかったりするので、単純に攻撃力の高い武器として扱われることも多い。ちなみに今作はザキ系を参照するため、実質的にはただの攻撃力が高い武器である。

　今作はデスタムーアの城で入手できる一品物である。編成次第ではチャモロの最終武器にもなりうるのだが、ほのおのつるぎ辺りを装備させておいた方が残党処理には使いやすいかもしれない。

　シリーズ恒例の「入手タイミングが早いわりに裏ボス戦まで使いまわせる武器」である。十分な攻撃力に加えて強力な回復効果まで持ち、ハッサンの最終武器をこれにした人も多いのではないだろうか。

　リメイク版の手抜き調整によって使い勝手が変わってしまっており、回復量が通常攻撃時のダメージを参照するようになってしまった。

　しかしその影響ではやぶさぎりで以下のようなバグがは発生してしまっている。

一撃目：通常攻撃の25%回復
二撃目：通常攻撃の50%回復

　恐らく二撃目（100%＋100%扱い？）を重複して通常ダメージと計算してしまったが故のバグと思われるが、150%倍率の攻撃に加えて、75%の回復を行えるようにり、きせきのつるぎ＋はやぶさぎりはリメイク以降の定番の組み合わせとなっている。

　ほのおのつるぎのヒャド属性版。攻撃力が22も上昇した割に販売価格はこちらの方がむしろ安く、コストパフォーマンスは高いと言える。

　しかし追加効果はほのおのつるぎ（メラ系）の方に軍配が上がる。この手の武器を使う場合はせいけんづきなどが無効化される相手への通常攻撃を想定するか、オーバーキル時に追撃ダメージを期待しているケースがほとんどだろう。

　故に単純な使い勝手言えば恐らくほのおのつるぎの方が使いやすいと言えるだろう。単純な攻撃力の差だけで装備品の選定をするべきではないという好例だと言える。

　なお、店売りの中では最強クラスの武器ではあるので、メタルキングが回ってこなかったキャラクターに装備させるのであれば十分に使えるだろう。

　何やら評判が悪い気がする武器。まぁ吹雪のつるぎと攻撃力が5しか違わず、販売価格が1.5倍以上になっていれば仕方がないが。

　せいけんづきを筆頭に追加効果が乗らない攻撃をする際は吹雪のつるぎの性能を上回るが、差が5では誤差の範囲である。金欠になりやすいゲームであること考えれば、あまり積極的に買うような武器ではないだろう。

　ミレーユにメタルキングの剣を渡すという戦略があまり有効ではないことから、実質的にはミレーユの最強装備と言うことになるであろう装備品。

　月の扇が単体攻撃だったのに対し、何故かこちらはグループ攻撃（エフェクトはどちらもムチ系）となっている謎の装備群。

　非力なミレーユでも攻撃力110もあればかなりの攻撃力を発揮する。少なくても魔術師の塔をはじめとする熟練度強化マップでの討伐・削りには十分すぎる強さを発揮できるので、パーティ強化の際に購入しておくと便利だろう。

　命中時に必ず会心の一撃になる特殊武器。命中率は3/8となっているが、次のターンの攻撃が必中になる気合ためと併用して使えば確実に会心の一撃を出せる。

　仕様の関係からメタル狩りに駆り出されることが多いが、もう少し手を加えてどくばり＋しっぷう突きではぐれメタルを狙ったほうが恐らく効率は良いと思われる。

　熟練度に依存しない攻撃手段としてRTA等では脚光を浴びるので誤解しやすいが、戦力が充実すればするほど用無しになるアイテムでもあるので、必要以上に購入しないように注意しておきたい。

　大量入手出来るアイテムの中では最高峰の攻撃力を持つ。ほのおのブーメランと違い一級品の攻撃力に加え、みなごろしの剣のようなデメリットもなく、入手さえ出来てしまえば非常に強力である。

　しかしその入手性が大問題である。入手にはカジノで大量にコインを集める必要があり、そもそも集めにくいSFCでは入手自体が苦行の一言であった。

　リメイク版ではコインが大分入手しやすくなっており、十分に入手できる程度に難易度が緩和されたが、それでも複数個入手しようと思えばかなり苦労させられてしまうだろう。

　デスタムーアの城で入手できる一品物。全ての人間キャラが装備できるが、現実的には打撃要員ではない後衛陣と、ラミアスのつるぎが装備できる主人公を除いた残りのメンバーでの取り合いとなるだろう。

　入手の時点で既に相手はデスタムーアと隠しダンジョンしか戦う相手がおらず、適任者の一人であるドランゴもブレス系で均等にダメージを入れる役割がある事を考えればハッサンに装備させることが多いと思われる。

　チャモロにこれを渡さない場合、奇跡の剣（攻撃力100）まで装備品がランクダウンしてしまう。テリーのオリハルコンのキバ（攻撃力135）と比べると35も攻撃力の差があり、意外と両者の攻撃力の差は大きくなってしまうので注意しておきたい。

　伝説の武具シリーズの武器で、当然ながら主人公専用装備。入手できるタイミングを考えれば正に場違いな攻撃力を持ち、追加効果のデイン系50%追加ダメージも極めて優秀である。

　しかし本作ではこれを装備した主人公以上の脳筋連中がおり、そういった連中のために使用効果のバイキルトを活かしたほうが戦局を有利に進められるのも事実である。故に主人公がバイキルト付与マシーンになってしまうことも少なくない。

　なお、道具の使用効果がバイキルトになった影響で、凍てつく波動を勇者の職業で用意する必要が出て来ている。ラスボス、裏ボス共に自己強化手段を使用してくる関係で、凍てつく波動無しだと結構厳しい戦闘になりやすい。そのため主人公の育成プランは計画的に行ったほうが良いだろう。

　なお、2回もおしゃれな鍛冶屋で強化してもらうことが出来る。130（入手時）→135(1回強化時）→145（2回強化時）と言う感じで攻撃力が上昇していき、作中最強の攻撃力を持つのだが、鍛冶費用が尋常ではないため、資金に余裕が出来てから鍛えれば十分だろう。

　クリア後のデスコッドにてヒントをもらった後にカルカドの井戸周辺にて入手出来る強力な武器。デスコッドで話を聞くのがフラグになっているため、当然クリア後になってからの入手になる。

　何故かテリーが装備できるため、さすらいの剣士の最強武器がキバであることがネタにされる。とは言えテリーはこれを装備できるおかげでメタルキングの剣を他のキャラに渡せる意義は非常に大きい。

　テリー意外だとキングスに装備させれば打撃要員として起用が可能になる。しかしキングスをそこまで育てること自体がやりこみの範囲なので、ほとんど趣味の範囲だと言って良いだろう。

　2回強化を施したラミアスのつるぎと並び立つ攻撃力を持つムチ。多少の工夫は必要だが、この武器がマーメイドのハープ入手以降で入手できることを考えればいかにぶっ飛んだ性能を持っているかわかるだろう。

　裏を返せば、装備者のバーバラが非力すぎるということでもある。奇跡のつるぎを装備したハッサンには劣ってしまうものの、熟練度稼ぎには十分有用なので、バーバラの職業次第では早期に回収を狙っても良いだろう。