ドラゴンクエスト6を攻略・分析するサイト

　過去作でもあまり良い扱いを受けていない武器だったのだがそれは本作でも変わりなく、相変わらずの不遇ぶりを発揮している。

　時期的にはハッサン専用装備なのだが、これを販売している店ではこれの上位種であるはがねのつるぎを販売してしまっており、こちらを買う必要は見いだせなくなっている。

　仮に洞窟に落ちているとかがあればまだ日の目を見たかもしれないが、この武器にはそれすらもない悲しみを背負っている。入手したことが無い人も結構いるんじゃないだろうか。

　公式ガイドブックなどに良く「これが扱えたら一人前」と表記されており、実際に前作ドラクエ5の一般兵であるピピンの初期装備にもなっている。

　てつのツメと攻撃力の差が大きいため、ハッサンあたりに買い替えさせるのに適した武器である。資金難にでもなっていなければ購入しておくと良いだろう。

　SFC版では転職直後に仲間にできるスライムに使わせるのに丁度良い武器であったのだが、リメイク以降は最短での装備可能者がクリアベール終了後のホイミンになってしまい価値が暴落した武器。

　時期的に見てもやや火力不足で、更にホイミン自体も打撃を中心で戦うキャラでもないため、購入してまで使う必要は皆無だろう。

　ちいさなメダルで入手できる一品物で、バギとバギマの中間程度のバギ系グループ攻撃をすることが出来る。

　ある意味でいかづちの杖の属性変更版なのだが、ムドー撃破直後に入手出来たあちらと違い、入手タイミングが遅くなっているこちらは活躍の場があまり恵まれていないと言えるだろう。

　女性キャラ及びスライム系が装備できる2回攻撃武器。はやぶさの剣と異なり通常の計算式でダメージ計算を行うため、突き詰めて使えばかなりの火力を誇る。

　しかし所詮はやりこみの領域の話である。通常プレイの範囲では装備可能者がドランゴやハッサンのダメージを上回ることは困難で、高レベルにしたキングスが何とか使える程度に留まるだろう。

　ゲントの村で販売されている中ではチャモロの最強の武器である。しかし強敵が多いこの時期はパーティの役割分担を明確にする必要があり、その場合チャモロは打撃要員ではない。

　ムドー撃破後は職業にもよるが、いかづちの杖の平均ダメージを上回るだけのダメージを与えることが困難なことが多く、ほとんどの場合購入は見送ってしまったほうが良いだろう。

　使うとマホトーンの効果がある杖。バーバラとチャモロはわかるが何故かアモスが装備できて、ミレーユが装備できない。

　シリーズでは非売品であることが多いのだが、今作は店売りだったりと今作までのセオリーが通用しない杖である。

　マホトーンは僧侶で簡単で習得できる他、チャモロが自力習得してくれたりと使用者には困らず、打撃用武器としても役割が無いなど、有名な割に今作では役に立たない杖に成り下がっている。

　シリーズ恒例のはがねのつるぎの上位種とも言える剣。お馴染みの使用効果：ギラを持ち合わせており、多人数を相手にした時に削りに役立つ。

　特に敵のステータスにテコ入れが加えられたリメイク以降はブーメラン系で削った後にギラで倒せる場面が格段に増えており、道具としての利用価値も大きく上昇している。

　ゲントの村で購入できるので、是非一本購入して置こう。

　アークボルト以降で購入できるようになる斧で、イメージ通りハッサンやアモス、主人公と言った怪力なキャラクターしか装備することが出来ない。

　しかしながら既にほのおのツメが入手出来ており、やいばのブーメランを投げている方が楽な時期でなこともあって使われるかどうかはパーティ編成次第と言うことになる。

　ほのおのツメを道具用として後衛陣に渡す場合、ハッサンに装備させると丁度良いと言える。安くはないが、パーティ編成に重要な柔軟性を与えてくれる地味に優秀な武器である。

　武器としても非常に優秀だが、道具として使った時にメラミもとてつもなく優秀な装備品。極端な話これを持たせれば、どのキャラクターでもしばらくの間アタッカーにすることが出来る。

　戦力が限られた状態での戦闘になるムドー戦でのキーアイテムでもあり、選択肢を増やすことの重要さを教えてくれる偉大なアイテムである。

　シリーズを見てもパッとしない印象を持つ武器なのだが、今作ではその印象に拍車がかかってしまっているかもしれない。

　入手が遅い上に攻撃力もほのおのツメに劣り、特殊効果もないなど優れている面が特段見当たらない。

　フォーン城イベント攻略後はボス戦無しでダーマの神殿南の井戸の強力な装備品を買えるようになる点も厳しい。むしろ誤って購入しないように注意しておきたい。

　グラコスが必ずドロップする槍。無料で入手できることを考えればまずまずの攻撃力を持つが、マーメードのハープを入手していれば奇跡の剣などを入手出来るようになっているため、武器としてはあまり使われない。

　道具として使用すると自分自身にスカラがかかるのだが、これが非常に重要である。キラーマジンガやデュランと言った物理攻撃主体の相手と戦う際のキーアイテムにもなりうるので上手に使おう。

　ちいさなメダルで入手出来る中級装備品。悪くない性能ではあるが、立て続けに上位の武器が手に入る時期なので活躍期間は意外と短いかもしれない。

　かっこよさが高いのが特徴で、ピエールでベストドレッサーを突破するときに装備させることでも有名である。非売品なので売り払う心配がないなど、何気に新設設計となっている。

　カルカドで購入できる武器。漢字表記すると「月の扇」なのだが何故かムチ系の攻撃エフェクトを持つ単体攻撃用の武器である。

　ジャミラス戦を控えた今作で需要があるかと言えばノーとしか言えないのが実情だろう。特にミレーユはスクルトで忙しく、打撃をしている暇がないという事情がある。特殊な編成でもしていなければ買う必要性は無いだろう。

　ヒャド系の追加ダメージがあり、武器としての攻撃力もまずまずの数値を持つ優秀な装備品。しかし入手性に難があり、ある程度育ったピエールやホイミンがいなければ入手することすら難しい。

　真価は道具使用効果時のヒャダルコだろう。範囲攻撃を持たないキャラクターを魔術師の塔での稼ぎに使う場合、非常に良い仕事をしてくれる。

　道具であるがゆえに受け渡しするだけで他のキャラと使いまわせるのもポイントが高い。後で手に入る雷鳴の剣と一緒に併用して快適な熟練度稼ぎライフを設計しよう。

　かつて伝説のつるぎと呼ばれていたのだが、経年劣化によって錆びついてしまっており切れ味は相当に悪くなってしまっている。

　錆びついても伝説の武器なだけあってか並みの武器を凌ぐ攻撃力を持っているが、所詮は演出用の数値であり、時期的に武器として重宝されることは少ないだろう。

　最後のカギ入手後にスライム格闘場の下にある小島にて入手出来る武器。武器としての性能は相変わらずだが、最短で入手しにくれば短期間は武器として活躍できるかもしれない。

　使用時は威力が若干低いマグマを使用することが出来る。本家同様に1/3で不発してしまうなど戦力に組み込みにくい。とは言え氷の刃が回ってこなかったキャラクターの一時凌ぎ程度には活用できるだろう。

　マーメイドのハープ入手後に訪れることが出来るダーマ神殿南の井戸にて購入することが出来る武器。しかし同じ場所でより強力な武器が売っており、はっきり言って見向きもされない。

　単体攻撃かつ、値段が倍近くする炎の剣に攻撃力が劣るのはまだ理解できるが、全体攻撃できるほのおのブーメランにまで攻撃力で劣っている。

　故に武器としての存在価値は無いに等しく、アイテムコレクターでもなければ購入しなくても良いだろう。

　主人公、アモス、ピエールが装備できる剣で、追加効果として相手を眠り状態にする。機種ごとに多少仕様が異なるようだが、DS版では攻撃時にラリホーをかけているようで、耐性のない相手には異様な睡眠率を誇る。

　クリアベールにて購入出来るのだが購入するかどうか迷うところだろう。購入しない場合、魔術師の塔をやいばのブーメランなどで乗り切る必要があり、パーティ編成次第では厳しい戦いになるかもしれない。

　なお、DS版では手抜きの影響からか、はやぶさ切りやばくれつけんで追加効果が発生せず、さみだれけんでは一番右端の相手のみに効果判定が発生する。SFCと同じ感覚では使えないので注意しておきたい。

　マーメイドのハープ入手後に買いに行ける武器の中でも最も汎用性に優れたアイテムで、買いに行きたいアイテムの筆頭でもある。

　資金の調整が必要ではあるが、2本揃えて主人公とアモスに装備させれば、魔術師の塔での熟練度稼ぎが格段に楽になる。

　格下の相手をひたすら倒し続けて熟練度を稼ぐ今作では、属性に依存しない範囲攻撃と言うのは極めて重要で、高レベルになっても状況次第で使う武器なので早めに購入しておこう。