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ホイミスライム（ホイミン）

　ライアンのお供としてドラクエ4から参戦した癒し系のモンスター。もちろんドラクエ史上最初に仲間になったモンスターである。

　名前に違わずホイミ系の呪文を習得する回復のエキスパートである。しかし晩成型のステータスをしており、道中はMPが低めで耐久性もあまりない。

　薬草がふくろに大量に入れられるようになったため薬箱としての価値も減ってしまった。リメイクのバランス調整の影響をモロに受けた仲間モンスターである。

・完全耐性　→　完
・強耐性　　→　○
・弱体性　　→　△
・無耐性　　→　×

　サンタローズの右側辺りでウロウロしていると出てくる。ホイミの回復量を上回るダメージを与えるのが厳しい時期なので危険だと思ったら逃げるのも手である。

　出現が神の塔しか出てこないので出会うのに難儀する仲間モンスターである。ポートセルミ周辺でさまようよろいに呼んでもらったのを倒す方が早いかもしれない。

　ステータス的にはスライムと同程度の強さしか持たない。搦め手のスライムと違って回復は主人公、スライムナイト、大量の薬草と手段が豊富なので使い勝手が良いかと言うと微妙である。

　基本的にこの時期はエビルアップルや他のモンスターを使っていた方が役立つだろう。イオ耐性もこの辺りではあまり役に立たない。アタッカーとしてブーメランを投げている方が活躍できそうである。

　回復呪文を使える仲間として男の子が加入する。祝福の杖、力の盾、賢者の石やめいそうを使えるゴーレムが加入するなど回復手段が豊富になってくる時期で回復の専門家の存在意義が問われる。

　敵の攻撃も熾烈になってくるためオークキングやスライムベホマズンのように大振りでも耐久性の高い味方である必要性が出てくるのも逆風である。

　ザオリクを使えないのも足を引っ張っており、実は回復スライム3種類の中で一番使い辛い回復スライムかもしれない。

・完全耐性　→　完
・強耐性　　→　○
・弱体性　　→　△
・無耐性　　→　×
・下の数字　→　装備品のダメージ減少量

　炎に弱体性を持ち、みずのはごろもとみかがみの盾セットを装備出来るほか、イオに強耐性を持つため耐性自体はそれなりである。とは言え最大HPが低いのが足を引っ張っており打撃にも弱い。

　奥義のベホマズンは「高い耐久力」でパーティを支えるからこそ存在意義があり、ベホマズン習得時の最大HPが200しかないホイミスライムでは安定性に欠けると言える。

　レベル99時点でのステータスでは一応は優れるのだが、元々攻撃に期待するキャラでも無いため実に微妙なキャラになってしまっている。もう少し成長が早ければ活躍が出来ただろう。