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装備グループ（ネコ系）の概要

　ベビーパンサーやキラーパンサーに加えてプリズニャンもこの装備グループに該当する。四足歩行のためか盾を持つことができず守備力と耐性面に相応の不安を残すという特徴がある。

　しかし兜はグレートヘルムまで装備可能な上に『みずのはごろも』も装備可能なので最低限の防御は確保できるようになっている。総じて鳥類系のグループよりは幾分かマシだと言える。

　しかしながら、この装備グループに属するモンスター自体が終盤のスペックについてこれるほどの能力を持たないので、意外と影の薄い装備グループだと言えるだろう。

　キラーパンサーが仲間になる頃には既に鉄の胸当てを拾えており、リメイクにあたって水の羽衣がグランバニアで入手できるようになったので使用するのであれば財布面の負担は小さくなった。

　ただし、水の羽衣以上の装備品はダメージ耐性の無いメタルキング鎧に限られているため、それ以上の換装が出来ないと言う弱点を抱えている。しかしながら水の羽衣自体は相当優秀な炎耐性を持つ装備品のため、元々吹雪耐性を持つプリズニャン等とは相性が良く、弱点を上手く補ってくれている。

　四足歩行のためなのか盾類を一切装備できない。肩当てなどの様な装備品であれば装備できても不自然ではなかった気がするのだが、きっとそこまで気が回らなかったのだろう。

　盾はブレス系を軽減できるものが多く存在しているため単純な守備力だけでなく、ブレス耐性にも弱くなってしまっている。この装備グループのモンスターを使うのであれば、この弱点をどのようしてカバーするかの知識が問われることになると言える。

装備品の名称	火炎	吹雪	メラ	ギラ	イオ	ヒャ	バギ
なし	-	-	-	-	-	-	-

　中盤辺りまでは剣士系と概ね同一のかぶとを装備することが可能。しかしながら『てつかぶと』以上の兜が実質的にグレートヘルムしかなく、てっかめん～知力の兜と他の仲間が乗り換えて行っている間に帽子類を新調することができない。

　打撃メインのグループであるため、MP自動回復能力がある幸せの帽子との相性はあまり宜しくなく、幸せの帽子も確定入手はブオーン討伐後であるためかなり遅くなってしまう。

　通常であればそこまで深刻な問題でもないものの、このグループは盾を装備できないと言う問題を抱えているため、その問題と合わさって打撃耐性に対して不安を払拭できなくなってしまっている。

　金欠が続く時期に拾えるはがねのキバを拾えるのは経済的である。該当グループのモンスターはまずまず素早いので、ほのおのツメや氷の刃でのアタッカーとしての素質もある。

　数値上の1位と2位のオリハルコンのキバとあくまのツメを拾えるのも有り難く、武器面に関しては財布に優しいモンスターだと言える。ただしこの頃にこの装備グループのモンスターが活躍できるかという根本的な問題に直面するが。

　打撃力はあり、素早さも高めであるため弱点を自力で補いやすい能力値をしている。ボス戦には苦しいが水の羽衣が装備できるおかげでギリギリセーフと言える程度の耐久力を持ち合わせていると言えるだろう。

　ボス戦で使いたい場合は耐久力の問題をどうやってクリアするかと言うのがネックになる。適正レベルのボスであれば概ね先制できるので『ちからのたて』などを早めに使わせることである程度は対処可能ではある。

　打撃には弱いものの最大HP、素早さはそこそこ伸びるのでアイテム係としての素質はそれなりである。水の羽衣のおかげで炎系には結構強く、プリズニャンは吹雪・ヒャド系に強耐性を持つため、実はアイテム係として優秀である。

　しかし素早いと言っても確定で先制できるような素早さを持っているわけでもないため確実性に欠ける面がある。『まふうじの杖』や『コワモテのかかし』など、プレイヤーが任意で使用していくアイテム類で使いこなせるだろう。

※上記の数値は装備品込みの被ダメージ
・火炎　→　しゃくねつ炎（上段）
　　　　　　激しいほのお（下段）
・吹雪　→　かがやくいき（上段）
　　　　　　凍えるふぶき（下段）
・メラ　→　メラゾーマ
・ギラ　→　ベギラゴン
・イオ　→　イオナズン
・ヒャ　→　マヒャド
・バギ　→　バギクロス