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ゆきのじょおうの概要

　ザイルをだまして春風のフルートを奪い取った真犯人であり、こいつを倒すことで世界に春が訪れ、物語は進行していく。季節を司るイベントはそれなりにメルヘンチックであり、王道RPGと呼ぶにふさわしいイベントである。

　しかしこいつの目的がどうにもはっきりしない。ミルドラースの配下と言う描写も無く、ポワン様と不仲と言う話も聞かない。雪の女王だけに冬が好きで、春にしたくなかった以外の理由が思いつかない。

　仮に雪の女王が納める国があるとしても、魔物が女王と言う状況で、地域の住人が安心して暮らせているのかが心配でならない。

■ボスモンスターとしての特徴
　最大HPが550と高く、さらに定期的にホイミを唱えてくる強敵。最大MPが90もあるので長期戦になっても平気でホイミを唱え続けてくる。ザイルと同じく長期戦になると面倒な相手である。

　要するに自動回復をかなりマイルドにしたような設計であり、こちらのレベルが低いと鬼のように強いが、一定のダメージを与えられるようになるとあっさり倒せるモンスターの典型だと言える。

　ブーメランを使って順調にレベルを上げていれば問題ないが、低レベルの内は結構苦戦する可能性がある相手である。事実上NPCが2人もおり、運の要素も絡む上にプレイヤー側で工夫の余地が少ないという、ドラクエ5の中でも一番安定感が無いボスだと言えるだろう。

　ザイル戦と同じ主人公、ベビーパンサー、ベラの3人固定パーティである。防御をしたい場合も少なくないので基本的には並び順は変更する必要はないだろう。

　ザイル戦からの連戦になるので特に出来ることは無い(´･ω･`)

　「攻撃50％・冷たい息50％」→「攻撃50%・ヒャド50%」→「ホイミ50%・きあいため50％」のローテンションをひたすら繰り返してくる。一番危険なのは気合ためからの通常攻撃で、ベラが喰らうと一撃で戦闘不能になる破壊力を持っている。

　対策とすると、スカラを一回かけてやれば一撃圏内から脱出することが出来る。要するに定期的にスカラが必要になるため、あまりに長期戦になると結構危険な相手である。

　ベラがルカナンを唱えてくれればかなり楽なのだが運次第なのが辛い。運悪く負けてしまっても運の要素が強いと開き直って再戦を挑もう。