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うごくせきぞうの概要

　ボスの定義について迷ったが、固定エンカウントでかつ、その場所でしか戦えないモンスターをボスモンスターとして定義することにした。そのため最初のボスはおやぶんゴーストではなく動く石像である。

　レヌール城の門番として登場するのだが、割と特徴的な相手である。「話しかけなければ戦闘回避可能」「主人公一人でも、ビアンカ救出後でも戦える」「おやぶんゴーストを倒すと消滅する」という特徴である。

　固いため少々手ごわいが、守りの種を確定でドロップするので基本的には腕試しで狩って置いて間違いないだろう。

■ボスモンスターとしての特徴
　防御力がかなり高く、主人公一人で戦おうとするとかなりの回数を殴らないと倒すことが出来ない。例えばレベル7のブーメランを装備した主人公だと撃破するのに大体9回殴らないといけない。

　攻撃力もこの時点ではかなり高めの数値であり、普通に殴られても居たいが、痛恨で30オーバーのダメージを出してくるので油断するとあっという間に教会送りにされてしまう。

　ルカナンが確実に効くので、ルカナン2回使用した後に殴りかかかれば3ターン～4ターンで十分撃破できるだろう。

　前述のとおり、メンバーは一応主人公一人だけでも戦うことが出来る。無論そんなことをしてもメリットなど皆無なので必ずビアンカを連れて来てから戦闘を開始しよう。

　当たり前だが、この相手は物理攻撃主体であり、また入手できるアイテムも耐性装備など無いので素直に攻撃力・防御力が上がるものを買いそろえておこう。

　幸いとして、ブーメランやいばらのムチさえあれば戦闘はかなりスムーズにこなせるバランスになっているので、武器購入→防具購入の順番で揃えていけば短時間で装備品が揃うだろう。

　他のRPGにも言えることだが、序盤の強敵ほど手ごわいケースと言うのも少なくない。序盤ほどプレイヤー側に取れる選択肢や工夫の余地が少なく、原始的な殴り合いにならざる得ないからである。

　コイツでも同様のことが言え、低レベルや、ルカナン未習得やMP切れ、痛恨などの要素が重なると手慣れたプレイヤーでも全滅の危機に陥る。

　RPG初心者の人は「ボス戦の前の事前の準備が勝敗を分ける」というのをここで経験しておこう。