ドラゴンクエスト5を攻略・分析するサイト

　天空への塔の内部に出現する紫色の兵士たち。天空への塔は割と神聖な地域のはずだが、突然悪に染まったヒューマンタイプのモンスターが出てくるのはちょっと違和感がある。かつての守護兵が悪の力に染められたという表現とすれば合点がいくが。

　下位種は周辺の敵よりも一回り高い攻撃力と集団で現れるとう特性と相まって非常に危険なモンスターだったのだが、ステータスのインフレが進んだ影響か実に平凡な数字に落ち着いている。

　集団で現れるのと、休み系に弱い特徴は変わっていないのでどちらかと言えば経験値稼ぎ用のモンスターになってしまった印象が残る相手である。

　シールドヒッポの色違い。シールドヒッポがピンクの肌をしていたのだが、こちらは灰色なのでより現実のカバの色に近くなった。金色の防具で身を固めており固いものの、実はゴーレムと固さで言えば大差なかったりする。

　一番面倒なのは防御とアストロンで戦闘を長引かせてくると言うことである。天空の盾でアストロンは解除できるが防御がどうしようもない。休み系が有効な上に素早さも低いのでこれらで対処しよう。

　シールドヒッポと役割がかぶりすぎているせいでイマイチ印象がぼやけるモンスターかもしれない。どちらも塔に出現し、無駄に戦闘を長引かせてくるからだろう。ブログ記事などを見てもこの両者がごちゃ混ぜになっている記事をたまに見かける。

　ゲームなどのファンタジーにおけるガーゴイルとは、概ね石像で出来たドラゴンだったりワイバーンで、俊敏ではないものの空を飛び、固い装甲を持つイメージが割り当てられている。

　ドラクエではというと、ホークマンの色違いにされた影響からか防御も素早さも実に平凡な数値に収まってしまっている。攻撃力はまずまずだが、ゴーレムやソルジャーブルのほうがもっと高いので特徴と言えるほどでもない。

　そのため「ラリホーを使えるようになったホークマン」という程度しか認識されないのであった。ラリホーも炸裂すれば怖い攻撃手段ではあるが、もっと怖い相手も多いので驚異度で言えばかなり低い相手である。

　流石にゴーレムには劣るもののかなりの攻撃力を持つ力自慢。気合ためで殴られるとかなりのダメージを受けるので、残りHPに気をつけながら戦う必要がある。搦め手もあまり有効ではないので正面突破を目指すことになる。

　ダメージ耐性も結構優秀なのだが、炎系は通り易いのでもえさかる火炎などがあると随分楽にダメージを与えられる。イオラも通るので火力で押し切ったほうが楽だろう。

　1/32の確率で仲間にもなる。ステータスもまずまずで、ザキ耐性と吹雪耐性版のスライムナイトと言うに相応しい性能を持つためボス戦で重宝されている。

　トロッコ洞窟の邪魔者として知られている赤くなった呪いのマスク。HPを呪ってきた呪いのマスクと違って、こちらはMPを呪ってくる。その減少量は尋常ではなくあっという間にMPが枯渇するほどである。

　男の子がシャナクを習得するが、必要レベルが結構高いので覚えていないと言うケースも多い。どう見ても鈍足なのに異様に素早いのも難点で、星降る腕輪を装備させたスライムにニフラムを使わせて対処すると比較的安全に探索できるだろう。

　仲間にもなるのだが、劣化メガザルロックといえる性能なので正直使い勝手は悪い。踊る宝石辺りをなばった方が使いやすいだろう。

　ピンク色になったマムー。割と自然なカラーリングなマムーだったがピンク色になると一気に凶悪な存在に見えてくるから色の印象と言うのは大事であると言えるだろう。

　能力はと言うと、サウルスロードなどに比べればほとんどの能力で劣る上に、特に怖い攻撃手段も無いと言う癒し系のモンスターと化している。

　サターンヘルムなどの厄介なモンスターが多いトロッコ洞窟では後回しにして良い存在なので覚えておくと良いだろう。

　トロッコ洞窟にでてくるシャドーサタンの色違い。下位種とは異なりザキは使ってこないがもえさかる火炎でこちらのHPを着実に削ってくる。そこそこ耐久力があり、素早さも決して低くは無い。

　そのためこれまで通用してきた、「速攻で倒す」「行動を封じる」と言った戦法が通じず、耐性を持つモンスターや装備品で上手くやりくりしながら戦うことになる。

　なお、こいつが出現するトロッコ洞窟には祝福の杖の入った宝箱が安置されている。火炎の息以上の攻撃を受ける機会も増えるので必ず回収しておこう。

　デンタザウルスの色違いである。あちらは灰色。こちらは緑がかった灰色なのでカラーリングが良く似ているため結構見分けがつきにくかったりする。ゴーレムを上回る攻撃力を持っているので、トロッコ洞窟突入時点でも殴られるとそれなりに痛い。

　それだけならまだしも、体当たりでこちらのHPの残り8割を削ると言う暴挙に出てくる。残り2割まで減らされて他のモンスターの追撃で落ちてしまうことも珍しくない。

　トロッコ洞窟は他にもサターンヘルムと言う迷惑野郎がうろついているので安心して突破するためにもスライムにニフラムを唱えさせると良いだろう。

　リザードマンの色違いで赤い肌色をしている。なまえに「りゅう（竜）」と入っているためなのか、色違いシリーズの中では唯一ドラゴンキラー効果の影響を受ける。

　リザードマンがスカラ＋ルカナンと戦い方を熟知していたが、こちらも仲間を呼ぶ、という「数で押し切ることの有用性」を熟知している。

　攻撃力もそれなりにあるが、ダメージ系の耐性がザルなので対処しやすいだろう。ドラゴンの杖があれば2～3ターン後には勝手に倒れてくれるので対処は簡単である。

　ベギラマを放ってくるのだが、この時点で正直ベギラマはかなり威力不足である。王者のマントなどを着こんでいる場合は無効化してしまうケースも少なくない。

　おまけにそのベギラマも1回しか打つことが出来ない。あとは時期的に大したことのない攻撃力で殴りつけてくるだけである。ボブルの塔ではかなり弱い存在だと言って間違いないだろう。

　一応マホトラでMPを奪うことが出来る。スライムナイトのMPに不安を覚えたら吸い取っておくと便利だろう。