ドラゴンクエスト5を攻略・分析するサイト

　ご存じ恒例の雑魚モンスター。仲間になると素早さが高かったり、便利な補助魔法を覚えたりするのだが、敵としての登場時は無論そんなことは無い。人気モンスターなだけにそのまま「弱い」仲間モンスターとして登場させるわけにもいかなかったため、上記のようなフレーバーを与えられたとされている。

　また、本作の強制戦闘で一番最初に戦う相手である。パパスが来るまで防御しておいてパパスに適当に倒してもらおう。頑張れば一匹くらいは自分で倒せるのでRPG初心者の人はこの戦闘で「一匹ずつ確実に相手の数を減らす」と言うRPGの基本動作を覚えよう。

　その後サンタローズの洞窟にも出現する。経験値、ゴールド共にたったの1なため狩る旨みがあんまりない。ちなみに一撃達成値の攻撃力16はたけのやりを買えばレベル1の状態でも達成できる数値である。旅人の服と型の盾と帽子があれば被ダメージを1に出来るので、倒すのは後回しにしても良いだろう。

　本作が初登場のモンスター。色違いの連中が粉々に砕け散ってくる時もあれば、メガンテを唱えてびっくりさせてくるのだが、こいつにはそのような特殊な行動を一切取らない。要するにちょっとだけ強くなったスライムである。

　一撃で倒すのに必要な攻撃力に変化はないが、攻撃力が2上がっている関係で、ダメージを1にするのがちょっと難しく、高乱数を引くと2ダメージを与えてくる。素早さもレベル4になるまで確定先制出来ないなど「スライムよりちょっと強い」と言うのを分かり易く表現していると言える。

　しかし、パパスと一緒に戦闘する機会があり、序盤のレベルの上がり易さもあって、スライムとの違いを実感できるのはほんの一瞬だけである。大抵の場合すぐに一撃で倒せるようになってしまうので戦闘開始早々倒されてしまうイメージの強いモンスターである。

　本作初の防御型モンスターで、防御コマンドでこちらの攻撃を半減させてくる。防御中は攻撃してこないので、他の敵と一緒に登場したら、こいつは後回しにして他のモンスターを優先的に倒して行こう。

　意外と攻撃力も高く、落ちている装備品を全て装備しても3ポイントのダメージを与えてくることがある強敵である。HPも高めで、レベル3の主人公がたけのやりを装備してようやく一撃のため、ひのきのぼうで挑むと頻繁に打ちもらしが発生する。

　スライム等とはワンランク上の強さをもっているからなのか、やくそうを落とす確率が1/8と結構高めである。回復手段が限られる序盤はまさに命綱なのでケチケチせず早め早めに使っていこう。

　おそらく、サンタローズ洞窟最強の雑魚敵。おおきずちもかなり強いが、こちらは確実にこちらのHPを削ってくるほか、回避率も高く、一撃で倒すのもそこそこ大変な数値を誇るのでこちらのほうが強いと言えるだろう。

　素早さもかなり高めで、レベル6ないと確実に先制が取れない速さ。レベル5でも場合によってはこちらの行動に割り込んで攻撃し、数ポイントのダメージを着実に与えてくる。一撃で倒すのも攻撃力24を必要とするためたけのやりはほぼ必須である。

　あと一撃で倒せると言う状況でも回避されることを見越してやくそうを使っておかないと教会送りにされてしまうケースがあるので、早め早めの回復を心がけよう。

　攻撃→攻撃→痛恨のグループローテーションで攻撃してくる。攻撃力がたったの2しかないのでミス行動に見えるが、防御力が4以上あればミスになってしまうと言うわけだ。痛恨は攻撃力の5倍タイプであり、10の固定ダメージを与えてくる。

　ダメージの期待値で言えば、毎ターン3.3のダメージを与えては来るのだが、痛恨のターンに防御すればダメージを大きく軽減できる。これは相手が力ためをした次のターンに防御してダメージを最小限に抑えると言うテクニックに似た考えなので覚えおくと良いだろう。

　一撃で倒すには36もの攻撃力が必要なためこの時点ではほとんど無理な水準である。ローテーションの途中で逃げることもできるが、経験値が多くもらえる相手なので出来るだけ倒しておくと良いだろう。

　サンタローズ洞窟で最大の攻撃力を誇る強敵。旅人の服や皮シリーズの防具を装備しても確実にこちらの装甲を貫いてくる強敵である、ステータス的な面で言えばドラキーの上位互換である。

　しかしドラキーと違ってこちらは集団で現れず、攻撃を回避することも特にないので戦闘を先読みしやすいと言う特徴がある。それだけ回避という特性は「一人で戦闘している」という状況下では厄介な特性であると言えるだろう。

　1/32の確率で皮の帽子を落としてくれる。アルパカでブーメランを購入する際の良い資金になるので落としたら是非とも売ってしまおう。

　名前も見た目もそのまんま「緑の芋虫」である。やたら巨大だが羽化したら一体どんな成体になるのかが気になる所である。ステータス的にはやや防御に振り分けたいっかくウサギと言った感じである。

　加入直後のビアンカは耐久力に不安が残るのでいっかくウサギを相手にするよりは戦闘不能になりずらい。ただし外骨格なのか、微妙に打たれ強いので主人公＋ビアンカの二人係の攻撃で一気に倒そう。

　最大HPもそれなりにある関係で、乱数の都合が悪いとメラ一撃で落とせない事もあるので注意。また稀にかしこさのたねを落とすが、踊る宝石用に袋に放り込んでおくと良いだろう。まぁ売ってしまってブーメランの資金にしてしまう手もあるが。

　妖精の国で登場するモンスターなのだが、モンスター図鑑などではこのナンバーが割り当てられている。アルカパ周辺に登場させる予定だったのを急遽妖精の国でフィールド登場するように仕様が変更されたのだと推測されている。

　概ねブーメラン＋ベビーパンサーかベラの攻撃で倒せる程度のHPしかないのでさほど怖くない相手である。しかしラリホーを使用してくる関係で眠らされるとちょっと面倒な相手でもある。

　スライムに耐性で劣っているという、ある意味で貴重なモンスターである。これは敵の時に呪文を使わない連中は「マホトーンとマホトラ」に完全耐性を持つと言うゲーム設計上の都合上で生まれた産物で、他にも何種類かこのようなモンスターが存在する。

　本作で初の状態異常を仕掛けてくる敵である。実は人数の少ない序盤の眠りは相当厄介な状態異常であり、低レベルの内に遭遇してしまうと延々と眠らされる事態が発生しうる。

　しかしさほど素早いわけでもないので先制のメラと主人公の打撃で倒してしまえば安心である。あまいいきの強さもあってかアルパカ周辺では出現せず、少し歩かないと出現エイリアに到達しないなどそれなりに親切な調整が施されている。

　一応だがすばやさのたねを落とす。グリーンワームと言い、こいつと言い、何故か最序盤なのに種を落とすモンスターが集中しているのは一体何故なんだろうか。

　毒を持ったスライムで、戦闘終了後でも治らない状態異常を繰り出す最初の敵である。歩くたびにHPが減っていく毒はHPの絶対量が少ない序盤はかなりきつい状態異常である。宿屋でも治らないのでキアリーか毒消し草か教会で治療を受けなければいけないため、「こちらのリソースを削ってくる」初のモンスターである。

　幸いだがレヌール城には出現しないので、安心してレヌール城は探索が出来る。心配なら毒消し草を多少袋に入れておけば安心だろう。

　なお、毒は戦闘中のデメリットは一切存在しない。そのため戦闘中に治療する必要は全くなく、戦闘終了後に落ち着いて治療すれば無問題である。RPG初心者ほど戦闘中に毒を治療してしまい、他の仲間が余計に毒を貰ったりするケースがあるので一応覚えておこう。