ドラゴンクエスト3を攻略・分析するサイト
初期パーティの編成
本作は非常にパーティ編成の自由度が高く、王道パーティで遊ぶことも出来るし、勇者の一人旅で遊ぶことも出来る。
この自由度の高さから、初期パーティをどのように編成するかはたびたびファンの間でも議論されており、普段遊ばない編成にした際には新しい発見があったりと、ドラクエ3を最大限遊ぶには欠かせないシステムとなっている。
基本的には各々が自分のお気に入りのパーティを組むことを推奨しておくが、当サイトは攻略サイトなので、果たしてどのようなパーティ編成をすると快適にゲームを遊べるかについて考えてみることにする。
なお、女性専用装備の性能が非常に性能が高いこともあって、主人公を含めて全員女性にした方が攻略と言う面では快適にプレイできる。
勇僧魔魔
快適プレイ用の編成その1。序盤はメラ連打とヒャド連打で武器を買う必要が無く、ロマリア到達後もギラ習得後にノアニール西の洞窟に突撃してイオを習得すれば、以降ダーマまではフリーパスで進める。
僧侶が途中まで単体攻撃しかできないのが気になるが、イシスでモーニングスターを拾ってからはこれも解消され、レベリングを行いやすくなる。
勇者を豪傑に、それ以外をタフガイにしておいて、ガーターベルト、銀のロザリオ、モヒカンの毛を駆使すれば軌道修正も簡単で、バラモス戦にベホイミも確保されるなど汎用性では群を抜いている。
魔の一人は全呪文習得まで行ったほうが後々楽だろう。僧侶はLv20で盗賊に転職させれば盗賊特技と先制ベホイミが手に入りボス戦の安定感が増す。
更なる回復リソースを増やす場合、もう一人の魔法使いを僧侶または賢者を目指す形になる。その場合はエジンベアソロで経験値4倍ヒャダイン狩りをすれば短時間でレベルが上がり、その気になればベホマやフバーハも十分狙えるので、ゲーム初心者でも安心してバラモスに挑めるだろう。
勇盗魔魔
快適プレイ用の編成その2。早い話が上記の勇僧魔魔の変形版である。
僧侶を盗賊に入れ替えた結果、ダーマまでの間は勇者と盗賊の2名体制でブーメラン系の武器を投げれるようになって、上記よりもダーマまで道のりを物理火力でゴリ押しが効くようになっている。
また、どくばり3人編成はガルナの塔のメタル狩りの最高効率を出せる編成なので、要するにこの編成は回復リソースの確保をガルナの塔到着後に行う人向けの編成である。
スマホ版はバラモスが打撃で目覚めるようになった(と言うよりもパーティアタックが消滅してラリホーの挙動が変わった)事もあって回復リソースを多く確保する必要性が生まれており、片方の魔法使いや盗賊を賢者にするルートに進ませると上記の勇僧魔魔と合流してしまい、結局ほぼ同じ編成になってしまうことが多くなった。
勇武武武
殴ること以外にやることが無いが、殴る以外の選択が無いので迷う余地が少なく、意外にも初心者向けの編成である。
火力が最も重要なので全員容赦なく豪傑にすれば良く、性格の調整も迷う必要が無い。戦闘開始直後に武闘家の三連打が直撃するケースが多く、結果として被ダメージが非常に少なく雑魚戦をこなせることが多い。
呪文と違って打撃はオートターゲットが働く点が素晴らしく、攻撃ボタンを連打しているだけでもある程度戦闘をこなせるなど、思考停止でゴリ押しが効く部分が多い。勇魔魔魔だと、序盤はオートターゲットに苦しめられることになる。
しかしカニ軍団など対処が困難な相手もいる点には注意。そのため『カニの顔を見たら逃げろ!』と良く言われる。このままでも問題なくバラモスは倒せるが、現実的には一人を賢者にしておくと随分バランスが良くなるので、最終的には勇武武賢に落ち着くことが多い。
勇戦僧魔
ルイーダの酒場でも推奨されているパーティ編成。勇盗魔魔や勇武武武の後にやると、火力の無さに驚く編成である。
手堅いと言えば手堅いが、装備品にお金がかかり、また装備品を微妙に使い回しがしにくかったりと資金難に陥りやすい。
装備を充実させながら進むのであれば非常に手堅い立ち回りになるのは間違いなく、ゲーム初心者が攻略サイトなどを見ないでプレイすのであれば、実にバランスが良い編成だと言える。
しかし攻略情報を見ながらプレイする人も多いと思われる今日現在では、いささか時代に沿っていない編成だと言わざる得ないのも事実だろう。
総評
とりあえずダーマ到着までを想定して記載したが、傾向で言えば火力重視の編成にしたほうが快適に遊びやすいと言える。
魔法使いは武器を買う必要が無く、打たれ弱さもタフガイにすることでリカバリーが効くなど、多方面に活躍するので積極的に初期パーティに加えても良い。
僧侶の扱いが難しく、必須とまでは言えないが、居ないとそれはそれで困るという表現がよく似合うと言える。
いずれの場合でもガルナの塔のメタル狩り開始以降はパーティ編成の方向転換が行いやすくなるタイミングで、必要に応じて僧侶(又は賢者)を追加していく形で問題ないだろう。