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バラモスブロス

　青くなったバラモス。『ブロス』とは兄弟と言う意味で、見た目どおりステータスや攻撃手段が非常によく似ている。

　一応バラモスの弟と言うことになっているが、バラモスが人名を表す名詞であることを考えれば、こいつは「山田の弟」のような形で呼ばれていることになる。

　ちなみに外伝作品を含めてもこいつの本名は分かっておらず、色々と謎に包まれているモンスターである。

　自動回復は無いが、1～3回行動という規格外の行動回数が特徴。通常攻撃、激しい炎、イオナズンと非常に攻撃もきつく、キングヒドラよりも遥かに強い。

　運悪く3回行動が続いて全体攻撃を連打されると賢者の石だけでは回復が追いつかなる可能性があるが、所詮は自動回復が無い相手なので手を休めて回復に回れば問題ない。

　なお、最大HPはやまたのおろちよりも低い1100となっており、やまたのおろち以上に速攻が有効な相手となっている。

　攻撃は激しくなったが、それでも平均2回行動であることを考えれば基本的にバラモス戦と戦略は変わらない。

　時期的に僧侶が居ればフバーハが用意できるレベルなので、フバーハをかけて装甲を固めればそこまで過剰に心配しなくても良い。

　アレフガルド以降はドラゴンメイルが購入できるようになっているので戦士を起用しているのであれば装備させたほうが良い。

　相手の攻撃は激しくなっているが、こちらも賢者の石、賢者の杖、水の羽衣、ドラゴンメイルなどの非常に強力な装備が入手できるようになっているので、相対的にはバラモス戦よりは楽に感じるだろう。

　とりあえず僧侶がいるのであればピオリムとフバーハを唱えて行動順の安定とブレスの軽減を行った後、ルカニとバイキルトをかけて倒すという戦法が無難である。

　賢者の石、賢者の杖という無限リソースが増えているので、防御も交えながら戦えば多少3回行動が続いても問題なく回復は追いつくだろう。

　また、最大HPが低いので条件が揃ったら一気に攻勢をかけてしまっても問題ない。パーティの状況にもよるが、バイキルトが十分にかかっている状態であれば2ターンも総攻撃をかけるだけでも十分に押しきれてしまうと言えるだろう。