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バラモス
地上世界で一番最後に戦うことになるボス。一応『ゾーマの部下の中の一人にすぎない』と言うことだが、体感的な強さで言えば、ゾーマよりもはるかに強い。
けんじゃの石やけんじゃの杖と言った無限リソースは無く、超性能を誇る水の羽衣も手に入らないタイミングでイオナズンや激しい炎を吐いてくるので、まともに戦っては相当苦戦する。
補助呪文の多くが有効と言う弱点があり、これを利用して倒すのが基本となる。そのため戦闘そのものが運に左右される要素が多く『安定した勝利』はゾーマよりもずっと難しい相手だと言えるだろう。
HP | MP | 攻撃 | 防御 | 素早 | Exp | お金 |
敵Lv | 出現地域 | 落とすアイテム | ||||
炎 | 氷 | 風 | 雷 | 死 | 自爆 | 睡眠 |
呪封 | ルカ | 幻惑 | 呪吸 | 混乱 | ボミ | ニフ |
1~2回行動で毎ターン自動回復100を持つ強敵。素早さ85はかなりの早さで、ピオリムが無いと行動順が安定しない。しかし以下の固定ローテーション行動なので、行動自体は読みやすくなっている。
- イオナズン
- 通常攻撃
- 激しい炎
- 通常攻撃
- メラゾーマ
- メダパニ
- イオナズン
- バシルーラ
マホトーンが低確率ながら有効で、命中すると以下の順番で固定ローテーションを行う。
- 通常攻撃
- 激しい炎
- 通常攻撃
- バシルーラ(無駄行動)
さらに言うとマヌーサも有効なので、マホトーン+マヌーサまで成功させた上でみかわしの服やスクルトで装甲固めれば、激しい炎以外はほぼダメージを受けなくなる。
その激しい炎もフバーハがあれば大幅に軽減が可能である。他にもラリホーが有効なので、眠りの杖を何本か買っておくとかなり手堅く立ち回ることが出来る。
おススメの選出メンバー
ピオリム、マホトーン、マヌーサ、ラリホーが有効で、かつ自動回復を上回れるだけの打撃確保のためにルカニもあったほうが良い。そのため、ここまで居なくても何とかなった僧侶に突然エース級の需要が発生する。
(´・ω・`)正に水を得た魚!
最低限ベホイミ係が1名以上必要で、出来ればベホマがあると立て直しがしやすい。フバーハまであれば鉄板である。
当然これまでと同じくスクルトやバイキルトも有効なので、当然魔法使いも居ないと厳しい。
バラモス戦は補助呪文を複数人でこれでもかと浴びせ続け、低確率な補助呪文を無理矢理ねじ込んで強引に押し切るという戦法が有効なので、低レベル帯の賢者でも需要が十分にある。必要であればバラモス専用の編成を結成しても良いだろう。
おススメの装備品
マホトーンをねじ込んで魔法を封じるのであれば全員みかわしの服(や忍びの服)を装備させたほうが良い。マホトーンを使わない場合は魔法のよろいを装備させるのが無難だろう。
いずれの場合もブレスは防げないため、勇者、戦士、盗賊はドラゴンシールドを装備しておいた方が良い。
眠りの杖(ラリホー)や魔封じの杖(マホトーン)は誰でも使用することが可能なので、役割が明確な勇者と僧侶系のキャラ以外に持たせて専任で使わせると良い。
自動回復を上回れるだけのダメージを与えるためにアタッカーは1回の攻撃で高いダメージを出す必要があるので、いなずまのけんとごうけつの腕輪を勇者に装備させておこう。
欲を言うと、他の味方も場合によっては攻勢をかける必要があるので、魔法使いでも理力の杖を持たせておいたほうが良い。魔法使いでもルカニ+バイキルトで100前後のダメージが入り、自動回復を打ち破るときに役立つ。
おススメの攻略法
補助呪文の優先順位は『眠りとピオリム』→『マホトーン』→『マヌーサ』→『スクルトとフバーハ(あれば)』→『ルカニとバイキルト』と言う順番である。
開幕は一旦アストロンでイオナズンと激しい炎までやり過ごした後、ピオリムとラリホー系三連打で補助呪文対決を挑み、無事眠らせたらその隙に他の補助呪文で地盤を固め、準備が整ったら攻勢に入る戦略で大体問題ない。
後は起きるたびに全員で眠りの杖やラリホーを浴びせ続けて行動を制限して、その隙に勇者などでダメージを蓄積させると安定した展開になりやすい。
スマホ版は殴ると目覚めるようになったため、僧侶以外の回復役がいると立て直しがしやすくなった。またフバーハの有用性も上がっているので、勝てないならフバーハを用意したほうが簡単かもしれない。
管理人が過酷な条件で挑んでみた
実験として、管理人が以下のような条件で挑んでみたところ、20回ほど挑戦して全敗であったので、参考までに記載しておくことにする。
- メンバーはLv23ごうけつ勇者(攻撃力214)をアタッカーとする『勇盗魔魔』で転職は一切なし
- 僧侶が居ないのでピオリムなし、ベホイミなし、ルカニなし、マヌーサなし
- 眠りの杖4本、魔封じの杖1本所持
- ルカニが無いのは草なぎの剣(ルカナン)で代用
敗因としては、ピオリムが無いので先制を安定して取ることが出来ず、マヌーサが無いので打撃を上手く捌けず、ベホイミが無いのでリカバリーが追いつかないと言う点に集約されるだろう。
『勇盗魔魔』はメタル狩りやガルナの塔到着以降に僧侶係を用意する前提の編成なのにわざとメタル狩りを行わず、またわざと僧侶係も用意しないというのは、正直不自然極まりない挑戦ではあった。
しかし20回敗北してみてピオリム、マヌーサ、ベホイミの有効性をはっきりと確認することが出来たので非常に収穫がある実験であった。
管理人が編成見直して再挑戦してみた。
多分上記の編成でも所詮は運ゲーなので100回くらい挑戦すれば勝てるような気がしたが、快適な攻略とは真逆の行動になってしまうので、素直に以下のようなパーティ強化を施した。
- ガルナの塔をどくばり3人体制でメタル狩りを行い全員のレベルを27(魔法使いメダパニ習得)にした
- 魔法使いの一人を僧侶に転職させた
- 僧侶を経験値4倍の単独エジンベアヒャダイン狩りでレベルを27まで上げた
結果としては5回挑戦して4勝であった。運の要素は強いが十分勝てる範囲に収まっているだろう。ちなみに勇者をLv29にしてベホイミを習得させ、僧侶にベホマを習得させたら5回挑戦して全勝であった。やはりLv30でバラモスに勝てるように当初から想定してゲームバランスを取っていたのかもしれない。
ちなみに僧侶の単独狩りをもう少し頑張ればフバーハ(Lv32以降)やベホマラー(Lv34以降)にも十分手が届く。
エジンベアヒャダイン狩りは条件(ヒャダインを習得するだけでOK)さえ満たしてしまえば誰でも簡単に行えることからプレイヤーごとに異なる『ゲーム慣れの要素』に関わらず調整が行いやすい方法で、なかなか理にかなった最終調整手段だと感じられたことも、併せてここに明記しておくことにする。