ドラゴンクエスト3を攻略・分析するサイト

　『まほうつかい』の色違い。全身が真っ赤に染まって『アークマージ』よりもさらに凶悪な感じになった。

　『イオナズン』『ベホマ』『ザオリク』『ルカナン』『マホトーン』『バイキルト』という多彩な呪文を繰り出すが、最も危険なのは当然バイキルトである。

　素早さなの関係上、こいつからバイキルトのサポートを受けた天の門番が殴りつけてくることが多く、凍てつく波動を味方サイドで発動できない本作では最も危険な組み合わせと言える。幸いどちらもバシルーラが効くので、危ないと思ったらさっさと吹き飛ばしてしまおう。

　『ぐんたいがに』の色違い。深い赤色で凶悪さを表現したかったと思われるが、自然界で見慣れた色もあるので、色合い的には普通のカニさんである。
V(´・ω・`)V

　素のステータスは守備力250とイマイチだが、スカラとスクルトを使って強化してくる。また、稀にラリホーを使ってくる。

　しかし呪文耐性が壊滅的で、ギガデインならまず一撃。イオナズンやいなずまのけんでも楽に倒せるため、こいつを脅威に感じることはまずないだろう。

　『トロル』の色違い。ダークという名前なのに体色は黒色ではなく緑色である。紫色のカラーリングのトロルキングと入れ替えた方が自然のような気がしてならない。

　最大HP700というタフネスに加え、バイキルトで自身や味方をサポートするという特徴があり、早い話『若干肉弾戦能力が落ちる代わりに器用になった天の門番」だと言える。痛恨も頻繁に使うので、セットで出てくると非常に危険。

　さらに二フラム無効、バシルーラ強耐性と言うのもあって、愚直にダメージを蓄積させるのが安全策となっている。幸い守備力は低いのでこちらもバイキルトを利用して一気に倒してしまうと良いだろう。

　『がいこつけんし』の色違い。ソードイドよりも黄色の色味が強くなって、ちょっと豪華な感じになった。

　1～2回攻撃で『やけつくいき』を使ってくるという戦法なので戦ってみればわかるが、ほぼ『強くなったじごくのきし』と言って間違いない。

　ダメージ耐性が高く最大HPも結構あってしぶといという特徴があり、持続的に『やけつくいき』を吐いてくる点が脅威なので後回しにしにくい。バシルーラが100%通用するので吹き飛ばすのが一番安全だろう。この時期の相手からすると経験値も低めなので、あまり戦う意味が見いだせない相手である。

　『バラモス』の色違い。地上世界の大ボスが平然と雑魚モンスターとして出現するインパクトは絶大で、SFC版DQ3が発売された当初は結構話題になった。

　『はげしいほのお』が『こごえるふぶき』になったことを除けばほぼ『バラモス』と行動パターンは一緒で『イオナズン』『メラゾーマ』と通常攻撃と合わせて襲い掛かってくる。

　脅威的なのが『2匹』で出現することがある点で、その場合は火力面で言うとバラモスを2匹同時に相手しているに等しい。しかもラリホーに完全耐性を持つので足止めも不可である。

　救済措置なのか『バシルーラ』が100%命中するという仕様があるので、基本的にはこれで吹き飛ばすのが安全だろう。高めの経験値が気になるが、こいつを狩るくらいなら『てんのもんばん』や『メタルキメラ』を買ったほうがずっと効率が良い。

　唯一『ふしぎなきのみ』をドロップするモンスターなので、全ステータスカンストを目指す場合は乱獲されるモンスターとなっている。まぁ盗賊の盗みはバシルーラで吹き飛ばしても判定があるので、この場合でもバシルーラで吹き飛ばされるのが大半で、結局相手にされないことが多いという悲壮感漂うモンスターである。