ドラゴンクエスト3を攻略・分析するサイト

　全てのステータスにプラス補正がかかる非常に強力な性格。しかしなまじバランスが良いが故に序盤の初期登録で利用するような性格ではない。

　どちらかと言えばタフガイやごうけつなどの尖った性格で育てたキャラクターの弱点補強用として使うことが推奨される。最大で3個ガーターベルトが手に入るので使い回しもしやすいだろう。

　ほぼ戦闘に関係が無い運の良さが微妙にプラス補正なのを除けば、他のステータスは壊滅的という褒めるところが見当たらない。まったく使う必要はないだろう。

　体力140%は全性格の中でも最大の補正で、これだけの補正があると職業間の体力差は軽くひっくり返る。

　力115%の補正も馬鹿に出来ない補正で、前衛系は当然として後衛系でも積極的に採用したい性格である。時に初期性格登録時のスタミナの種集中投与の影響が非常に大きい。

　素早さ90%、賢さ80%とマイナス補正が致命的でもないのが嬉しい点で、途中からセクシーギャルに切り替えれば魔法使いや僧侶の運用にも問題なく使っていける。

　むろん他の性格からタフガイにしても良く、メダル45枚（SFCは第三のすごろく場）でパワーベルトを入手できるので、ボス戦の補強用にこの性格にしても良いだろう。

　ちからに大幅にプラス補正がかかる豪傑の亜種。豪傑には10%劣る力130%だが、素早さは80%と10%優位である。

　しかし一点突破型の性格で育てるということであれば、必然的に他のステータスはある程度断念する必要があり、そうするとこの性格はやや中途半端である。

　どちらかと言えば、ごうけつの腕輪が回ってこなかったキャラにちからの指輪を装備させて利用するケースが多いだろう。

　ちからじまんが豪傑の亜種だとすれば、鉄人はタフガイの亜種と言える。体力の伸びが10%劣る代わりに賢さの伸びが10%良い。

　しかしこれも力自慢と同じく中途半端感が否めない。一応魔法使い系のキャラであれば賢さの補正が優位になりうるが、素早さ80%を考えるとやっぱりタフガイで良い、という展開になりやすい。

　総合的な性能自体は悪くないと言えるので、仮に性格変更の装備が簡単に手に入るのであればそこそこ使われたと思われる。

　素早さ140%は全性格の中でも圧倒的に高く、スマホ版以降はほしふる腕輪が一品物になったこともあって、素早さを補強したい場合に活用される場面が増加した。

　素早さはゲーム難易度に多大な影響をもたらす可能性があるからか、呪文を得意とする魔法使い、僧侶、勇者の初期性格にできない。また、性格変更装備のしっぷうのバンダナも地上世界～アレフガルド付近の入手になるなど、簡単にこの性格が攻略に活用できないように調整されている。

　有効に使うのであれば盗賊等の作成時にこの性格に設定する必要があり、そうなると序盤に活用できる性格とは言えない。結果として活用は終盤になりやすく、例えばしんりゅう15ターン以内撃破のメンバーを作るとき等に活躍の機会があるだろう。

　名前だけきくととても弱そうな性格だが、そこまで弱くはない。あくまで名前の割にはと言う意味だが。

　ノアニール付近でガーターベルト（メダル10枚）や銀のロザリオ（ノアニール西の洞窟）が手に入ってしまう関係で、ほぼこれを使う必要はなく、実際に活用した人も少ないだろう。

　単純な肉弾戦能力だけで見るとタフガイ（力115%、素早さ90%、体力140%）の下位互換で、積極的に採用する価値はない。

　しかしRTA等では手軽に作成が出来て、かつ体力が多い初期性格と言うことで活用されることもある。

　また、素早さが非常に低い戦士をこの性格にすると、ランダム要素が多い本作でも敵に後攻がとりやすくなるので、こちらの目的で使われることもあったりと、正に熟練者向けの性格だと言えるだろう。

　無視できない程度の体力の低下が気になるところだが、単純性能で言えばそう悪い性格ではない。

　しかしお調子者の方が全体的にバランスが良く、また耐久面は一匹狼と大きな差があることを考えると、わざわざこの性格を起用する意味も無いと言えるだろう。

　一応完全上位互換というものが存在せず、独自性は保っていると言える性格。

　しかしタフガイとそこまで素早さが変わらず、耐久力に大きな開くが発生することを考えればこの性格にする必然性は無いと言える。

　なまけもの亜種シリーズその1。あちらは『勇者で初期性格にするのが簡単』『戦士でむしろ素早さを下げたい』というニッチな需要から存在価値があった。

　しかしなまじマイルドになったせいで逆に存在価値が無くなっており、実用面で言えば一匹狼の下位互換に成り下がっている。

　なまけもの亜種シリーズその2。こちらもマイルドになってしまったが、賢さ110%に加えて力にもプラス補正がかかって勇者と相性は悪くない。

　ひっこみじあんが何故ここまで肉弾戦能力が強いのかは謎だが、戦士と相性が悪くはないので、使ってみても良いだろう。

　体力のマイナス補正30%は全性格の中でも最悪で、タフガイと比較すると、理論上最大HPに2倍の差が出ることになる。

　後衛キャラが体力カンスト後に性格変更出来れば使えなくなかったかもしれないが、残念ながら性格変更アイテムそのものが無い。また、初期登録で作れる職業との相性も悪く、かなりハズレな性格と言って良いだろう。

　名前のとおり普通のようで、特にステータスに補正はかからない。なお特別な存在であるためなのか、勇者は『ふつう』を初期性格に出来ない。

　『普通の性格』っていったいどんな性格なんだろうかと色々と気になるところがあるが、補正のない純粋な職業のステータスでゲームを楽しみたい人は必然的にこれを使うことになるだろう。

　SFCのすごろく場の『？』マスの性格変更でのみ設定できる性格。補正はふつうと全く一緒で、要するに『没性格が設定ミスですごろく場で設定できるようになってしまった』というわけである。

　狙わないとこの性格にはなれず、またすごろく場が削除されたスマホ版以降は実質的にこの性格は削除されたと言える、ある意味レアな性格だと言えるだろう。

　ほぼステータス補正が無く、バランスが良いと言えば聞こえは良いが、はっきり言ってしまうと中途半端な性格である。

　実質的に命知らずの下位互換で、かつ勇気100倍は最終的に店売りで購入出来る事を考えるとほぼ存在価値は無いと言って良いだろう。

　体力の微妙なマイナス補正が気になるが、全体的な補正は概ね優秀な性格となっている。

　とは言ってもお調子者やセクシーギャルの下位互換になってしまうので、最終的に使う必要はない性格ではある。

　上位互換に簡単になれることを考えると、高値で売れてこの性格になれるルビーの腕輪は金策目的で売ってしまったほうが快適にゲームを進められるだろう。

　全体をとおしてみるとかなり強い性格ではあるが、男性限定と言うのが少々残念である。中盤以降は一匹狼に立場を奪われてしまい、存在価値を失う。

　ちなみに何故金のネックレスを装備するとこの性格になるのかは全く不明である。

　上記むっつりスケベの亜種とも言える性能で、若干の素早さの低下と引き換えに力、体力、賢さに若干のプラス補正がかかる。

　しかしプラス補正もマイナス補正も微量過ぎて実感が得られないというのが実情だろう。実際に使うのであれば上記のむっつりスケベの方が強いと思われる。

　名前のとおり全性格最高の運150%の補正の性格。このような一点集中型の性格は他の能力のマイナス補正が厳しいのが大半だが、この性格はマイナス補正が無く、それどころか素早さにプラス補正があるハイブリッド性格となっている。

　この性格で遊び人を育てるとLv23辺りで運がカンストするので、賢者育成の際に利用できなくもない。

　SFC版では商人の町で革命が発生してしまうとこれが入手出来なくなってしまう点には一応注意しておこう。

　ちからに大きいプラス補正がかかるのに体力にマイナス補正がかかってしまい、結果として非常に使いにくい性格となっている。

　賢さ60%もかなり厳しく、後衛はもちろん前衛系にも全く進められるような性格ではない。怒りのタトゥー装備で勝手に性格が変わってしまうので、むしろこちらを注意しておいたほうが良いだろう。

　補正値だけ見ればお調子者やセクシーギャルの下位互換で、最終的に活用する性格にはなり得ない。

　しかしノアニール西の洞窟で入手できる銀のロザリオを装備すればこの性格になれるのは便利で、初期性格タフガイで始めた魔法使いの当面の乗り換え先として丁度良い。

　この時点ではガーターベルトは一つしか手に入らず、モヒカンの毛もイシス～バハラタイベントを終えて船入手後になるため、意外と長い間使いまわすことが出来る。

　名前からして良い印象は持てないが、ステータス補正もなかなかひどいことになっている。

　素早さがわずかに上昇する以外は割と無視できないレベルで他のステータスが低下する。上位互換を上げればキリが無く、この性格で運用するのは避けた方が無難だろう。