アークザラッド2を攻略・分析するサイト
妖樹系の概要
一般に「妖樹系」等と言われている独立グループで、移動する植物のモンスターである。アーク1では移動が出来ないモンスターであった。細い通路や橋の上などに配置されており、モンスターと言うよりかはマップ上の障害物やトラップとしての役割が強かったと言える。また、移動できない代わりに自身のHPを消費した「種飛ばしで」で勝手に増殖していくため、低レベルキャラに経験値を供給すると言う重要な役割を与えられていた。
アーク2ではゲームスピード等の都合からか、分身を作る能力が失われ、移動も他のモンスターと同様に行えるようになった。そのため移動しない障害物・トラップといった個性はほぼ失われており、マントラップ(man-trap)など、クラス名にその面影を残すのみになっている。
肝心の戦闘力はと言えば正直言って弱いと言える。ほとんどの面でヘモジー系に劣るため使用する意味はほとんどないだろう。前作の能力をベースにした「囮キャラをや障害物を作成できる能力」があればかなりずいぶん話は違っていただろう。
基本的なパラメーター
捕獲Lvでの比較 | ||||||
キャラ名 | HP | MP | 攻撃 | 防御 | 魔力 | 敏捷 |
初期値 | ||||||
基本成長値 | ||||||
Lv81 (捕獲Lv1) |
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Lv81 (捕獲Lv21) |
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Lv81 (捕獲Lv81) |
ステータスだけの特徴で言えば戦士系の下位種のようなステータスをしている。元々が低レベルキャラに対する経験値供給+障害物であったためか、ステータスは低めである。
別にステータスは低くても、特殊能力が豊富であったり習得タイミングが優れていれば活躍の場はあるのだが、この系統は特殊能力もイマイチであり、戦闘で使用していくのは趣味の領域と化している。
各クラスの補正値
名前 | 属性 | 攻 | 防 | 魔 | 敏 |
HP成長が2でありながら移動力、素早さが低い代わりに防御補正値は概ね優秀である。シードレイク系の亜種のようなステータスだと言えば分かり易いと言えるだろう。
防御役で起用したくはなるが、インビシブルやキュアを覚えない影響で総合的には打たれ弱い。モンスター愛好家でも活躍させるのは難しいかもしれない。
各クラスの固有データ
名前 | 移動 | 回避 | 防御 | 正面 | 背面 |
共通データ | |||||
投げLv1 | 投げLv2 | 投げLv3 | 受けLv1 | 受けLv2 | 受けLv3 |
反撃Lv1 | 反撃Lv2 | 反撃Lv3 | 跳びLv1 | 跳びLv2 | 跳びLv3 |
全クラスでパンチを装備できる。ゲットクローを装備できるので自力でMP補給が出来るのが唯一の救いである。
防御補正が高く、防御率も高いアーマーイーターでの起用でまず間違いないと思われる。
全体的に移動に難があり、ジャンプレベルが3に到達するのもベースレベルが96になってからなので敵と味方の距離が離れたマップなどでは出遅れるリスクがある。
特殊能力早見表
自力習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 習得Lv | |
追加習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 要求Lv | |
全ての特殊能力習得までのルート
特殊能力名 | クラス名 | CCLv | 成長 | CC後 習得 |
使うこと自体が趣味の範囲なのだが、一応全特殊能力習得までの経路を記載しておくことにする。
とにかくLv80以上にしないと何もできないので、なるべく高Lvの個体を捕獲したほうが良い。そうするとミルマーナのニエンの森に出現するLv62のマンイーター(1/16)を捕獲することになる。
Lv60以下でチェンジできるクラスを一巡してファイヤーブレスをセット
↓
Lv70で追加特殊能力一旦解除してソードイーターとアーマーイーターにチェンジ
と言う手順で全ての特殊能力がLv0以上で習得済になる。
習得する特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
桜花雷爆斬の妖樹版。上位互換である花粉攻撃を習得できることを考えると使用価値は無い。
振り下ろしのように遠距離に攻撃が出来れば多少評価は違ったかもしれない。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
このグループにとって重要な攻撃手段で、要するにエフェクトが異なるだけのエクストラクトである。
消費MPは小さくないものの、最低限のMP補給手段はあるため、趣味で使っていく場合は最重要特殊能力であるので、立ち位置に気を付けながら使っていこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
仮に攻撃依存の計算式であれば真面目に使用を検討する必要があったと思われる特殊能力。
魔力依存なので、自主退場技として使う以外の用途が無いのは、他のモンスターたちと共通している。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
これを使うくらいであれば下記のアシッドブレスを使ったほうが良く、実戦で使う機会は無いと言えるだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
これを使うくらいであればスリープウインド辺りを使ったほうが良いため、実質的には死に技と化している特殊の力である。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
鈍足で追いつけない場合のことを考えると花粉攻撃よりも使いやすいかもしれないブレス。追加効果も打点が不足するモンスターにとって相性が良く、主力になることも多いと思われる。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
ダメージが高く、毒による追加ダメージもばかに出来ないため、ダメージ効率だけで言えば最大の打点を誇るブレス。
毒には攻撃力低下効果もあるので、ダメージレースになってしまった場合は狙っても良いだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
マジックガントレットを装備させて補助魔法を駆使すれば2倍程度の倍率は狙うことが出来る。
しかしそれでも消費MPがかなりきつく、常用するには耐えないと思われる。
追加特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
自身が障害物であった頃の名残か習得が出来るが、完全に不要なタイミングなのでセットする必要は無いだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
これも自身が障害物であったことの名残だろうが、どちらかと言えばエキスパンドレンジを覚えてくれ方がありがたかったプレイヤーも多いだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
ゲットクローでの補給時に使用しておくと便利に使える。必要レベルも低いので、枠が余っていたらセットしておこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
他のブレスが使用できるものの、習得レベルを考えれば一番長い間使うことになるであろうブレスである。
他のブレスが成長次第不要になるので、特殊能力経験値の状況を見てセットする特殊能力を入れ替えよう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
一応これとゲットクローが揃っているので最低限の横槍は出来るが、それならほかのどの系ウループでも出来てしまうのが厳しい。
このグループは移動力に難があり、立ち位置に苦労する上にゲットクローで補給できる場面も限られており、使うには愛が必要だと言える。
追加する特殊能力は最終的にはスリープウインドとチャージにしておくのが無難だろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
消費MPこそ少ないがスリープウインドをメインに使っていく以上、セットする価値は無い特殊能力である。自力で使用できたのなら結構便利だったかもしれない。
装備例
妖樹系の装備例① | ||||||
武器 | ゲットクロー ※攻撃時にMP吸収 |
パンチしか装備できないので必然的に装備品も限られてくる。ブレスや状態異常で横やりを入れながら隙を見てMPを補給する装備例。
妖樹系の装備例② | ||||||
武器 | パワーアーム ※防御率2上昇 |
アーマーイーターに装備させれば約37パーセントの防御率である。障害物としての意義を見出したい人は装備させても良いだろう。
妖樹系の総合評価
アーク1の時代から根本的な部分から調整をされたクラスである。バランス調整と言えば聞こえは良いが、ゲームスピードなどが優先された結果、障害物ギミックを排除しました感が否めない。
戦場の障害物という特性を失った代わりに得られた能力は特になく、ただ単に戦闘力が低いだけの系統になってしまっている。
ゲットクローを装備出来るため自力でMP補給が出来る点は救いである。趣味で使う分に別に普通に使えるので、植物愛好家やベジタリアンな人であれば使っても良いだろう。