アークザラッド2を攻略・分析するサイト
デスウィザード系の概要
一般に「デスウィザード系」等と言われている独立グループ。鎌を片手に襲いかかってくる死神をモチーフにしたモンスターで魔法攻撃力が高めであり、アンデッド+飛行+魔術師と言う、他の仲間モンスターに無い特徴を持っている。
敵モンスターとしては、各イベントでリーダー格を任されておりヤゴス島などではヂークベックのパーツ集めの際にボス扱いで登場する。
非常に打たれ弱い魔術師系と、アンデッド効果による生存保障の相性は極めて良いのだが、飛行移動であるため地形次第では立ち往生したあげく瀕死になってしまうケースも多く、最強格でありながら晩成型であるなど使いにくい面も目立つ。
基本的なパラメーター
捕獲Lvでの比較 | ||||||
キャラ名 | HP | MP | 攻撃 | 防御 | 魔力 | 敏捷 |
初期値 | ||||||
基本成長値 | ||||||
Lv81 (捕獲Lv1) |
||||||
Lv81 (捕獲Lv21) |
||||||
Lv81 (捕獲Lv81) |
魔術師系のステータスをしており、魔力の伸びはエルクやリーザと同等の成長をしてくれる。MP成長3であるため不必要に特殊能力を使わなければMP切れの心配も少ない。
一応攻撃力に初期レベルボーナスがあり、黄泉の階段を主力にする場合にはそれなりに影響がある。
各クラスの補正値
名前 | 属性 | 攻 | 防 | 魔 | 敏 |
各種補正は上位クラスであるほど優れた数値を誇るようになっており、レベルが上がるたびに上位クラスにクラスチェンジしていけば問題は無いだろう。
各クラスの固有データ
名前 | 移動 | 回避 | 防御 | 正面 | 背面 |
共通データ | |||||
投げLv1 | 投げLv2 | 投げLv3 | 受けLv1 | 受けLv2 | 受けLv3 |
反撃Lv1 | 反撃Lv2 | 反撃Lv3 | 跳びLv1 | 跳びLv2 | 跳びLv3 |
全てのクラスで鎌と杖を装備することが出来る。また全てのクラスが飛行+アンデッドでもある。
最終的には移動力や補正値が高いリッチでの運用が鉄板と言って良い。
正面からの攻撃が0.5倍であるのは結構ありがたい特性である。ジャンプが出来ない関係上、背後に回られないように(ハマッて抜け出せなくならないように)運用するのが前提のモンスターであり、最低限正面から攻撃を受けれれば瀕死にならない可能性が格段に高くなるこの向き係数は、デスウィザード系のモンスターに良く噛み合っていると言えるだろう。
特殊能力早見表
自力習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 習得Lv | |
追加習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 要求Lv | |
全ての特殊能力習得までのルート
特殊能力名 | クラス名 | CCLv | 成長 | CC後 習得 |
追加特殊能力を含めてみても相当強力な特殊能力が揃っているが、習得タイミングが遅く、計画的な育成計画が必要である。
とりあえず初期状態で攻撃技が無いとただの置物と化してしまうため、捕獲するのであれば遺跡ダンジョンB39・B40に出現するLv48~49のデスメイジ(1/16)か同じく遺跡ダンジョンB45のデスドルイド(1/64)を捕獲することになる。
アースクエイクのほうが使い勝手は良いが、捕獲率が悪い上にどの道ヂークベック育成のほうが早いので別にデスメイジだからと言って困るような話ではない。
どちらのクラスの場合でも実用面を考えた場合、一旦Lv50にした後にLv50以下でなれるクラスにチェンジ
↓
Lv56でスリープウィンド追加
↓
Lv60でデスプリーストへチェンジ
↓
Lv64でパラライズウインド追加
↓
Lv70で一旦追加特殊を解除してからリッチへクラスチェンジと言う手順ですべての特殊能力がLc0以上で習得済になる。
キュアの習得目安がLv73、ロブマインドの習得はLv95とかなり遅く、実質的に攻撃は黄泉の階段とウインド系よ言うことになり、小回りが効かない期間がかなり長期間続く。
習得する特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
ハリケーンアタックモンスター版とも言える性能で、魔術系のステータス故に貫通係数も最大にしやすく、かなりの高ダメージを叩き出すこともある。範囲はLv1はエクストラクトと一緒、Lv2はエクストラクトの外側部分だけ、Lv3はLv2と一緒と言う変則的な攻撃範囲である。
威力面こそハリケーンアタック(倍率116%)に劣るものの、攻撃範囲ではこちらの方が優れていると言え、このグループとの立ち回りにもかみ合っている。
リーザにはサラマンダーと言う武器があったが、こちらにもダブルムーンと言う武器があり、Lv3で使用すると150前後のダメージは普通にだせるなど、モンスター縛りでは重要なダメージソースである。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
デスドルイドが初期習得している点が非常に重要なのでデスドルイドを捕獲したくなるが、どのみちLv56で追加するスリープウインドと上記の黄泉の階段を中心に立ち回るため、そこまで重視しなくても良いだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
フレーバー的には死神にぴったりな能力だが、一撃でディバイドの条件を簡単に満たせるこのグループには不要なこともあって、実戦ではほとんど使われないだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
ダメージ倍率が116%と非常に高く、毒による追加ダメージも狙えるなど恐るべきダメージ効率を誇る特殊能力。
パラライズウインドを優先的に使うべきではあるが、一撃の射程圏内に入るのであればこちらを使ったほうが良い場面もあるのでちゃんと使い分けよう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
重要な回復魔法で、後衛タイプかつMP成長3であるためモンスター縛りでは重要な回復係を任されることも多い。
成長度なのはありがたいが、習得Lvが70を超えてしまうのはちょっと大変である。本腰を入れて使う場合は廃屋で熟練度経験値稼ぎを行おう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
魔力成長、補正値が高い上に杖まで装備できるので、モンスターの中では格段に高倍率のロブマインドが使用できる。
しかし習得がLv90以上になってしまい、味方へのMP補給が困難なので、あくまで自分の回復用の能力である。
人間キャラに組み込むような通常プレイではこの点がネックになっており、このグループが完成する用もかなり前にほぼ上位互換のシャンテがとっくに戦力として完成してしまう。
強力な能力を持ちながらも、上位互換人間キャラがおり、さらにこのグループよりも早く完成してしまう関係で、トップクラスの能力を持ちながら活躍の場はモンスター縛りの場に追いやられていると言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
上記のロブマインドと同じく高倍率のディバイドを達成しやすいという特徴があるグループなので必然的に主砲になりうる。
しかしこちらも完成が遅く、レベル2使用が96付近、レベル3使用が130付近になってしまい、非常に手がかかると言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
リッチでのみ習得できるので必然的に習得が遅くなる高射程魔法攻撃。エフェクトが短いという特徴があるが、事前にアースクエイクを習得済であることを考えれば使用機会は少ないと言える。
追加特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
魔力が高いのでMPに大ダメージを与えられるが、パラライズウインドよりも優先して使う意味が見当たらず、セットする意味は無いと言えるだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
基本はパラライズウインドを使うべきだが、こちらはセット可能レベルが低く早期導入が簡単な点で優れている。
消費MPも低く、ロブマインド習得も遅い関係からMP節約で使っていくのであれば終盤になっても十分に常用する価値があると言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
このグループの生命線。基本的にこれをセットできたのであればこれを中心に戦っていくことになる。
消費MPこそ重めではあるが、MP成長が3なので息切れも起こしにくいため積極的に使っていこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
貴重な蘇生手段ではあるものの、アンデッド特性込みで考えても耐久力が低いことを考えればそこまで活躍の機会は無いかもしれない。
復活の薬も店売りで普通に販売されていることもあり、貴重な割に優先してセットする意味はあまりないかもしれない。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
基本的な仕様はパラライズウインドのほうが便利だが、こちらの方が消費MPが低いという特徴の他に初期レベルで3になっているという長所がある。
魔法で削っていくパーティであれば防御力上昇は大したデメリットにもならないため、編成次第ではパラライズウインドよりも優先してセットしていきたい。
このグループの追加特殊苦能力はパラライズウインド、ペトロウインド、リザレクションから2個を選択する形になるだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
初期状態でレベル3を使えるのはありがたいが、自力でアースクエイクとエクスプロージョンを習得することを考えればこれをセットする必要性は皆無だろう。
装備例
デスウィザード系の装備例① | ||||||
武器 | マジックスタッフ ※魔法攻撃力上昇 |
魔法主体のモンスターなので当然の装備品である。仲間との連携も簡単で一網打尽を狙える。
デスウィザード系の装備例② | ||||||
武器 | ダブルムーン ※要するに高攻撃力装備 |
黄泉の階段を使いたい場合の装備。仲間の背後で援護する場合は、ちょうどレベル2以上の範囲と上手く重なる。カジュアルプレイの領域だが、折角の専用技を使いたい場合は装備させても良いだろう。
デスウィザード系の総合評価
カタログスペック上はかなり強いのだが、運用する上での事前準備が非常に大変という特徴を持つモンスターである。
飛行移動と言うのも長所であり、また短所でもある。防御面だけで言えば安全圏に避難しにくいため、使う場合は手厚い保護が必要である。
すべての特殊能力が揃う頃にはシャンテがとっくに完成してしまうレベル帯であり、最強クラスの魔法系モンスターでありながら通常プレイではその能力を発揮する機会は少ない。
モンスター縛りではアンデッド系である蘇生係と言うだけで大きな長所である。ゲーム進行もゆったりしたスピードになるので活躍もさせやすいだろう。