アークザラッド2を攻略・分析するサイト
ゾンビ系の概要
一般に「ゾンビ系」等と言われている独立グループ。様々な創作作品で引っ張りだこの存在だが、概ね細菌・生体兵器の実験台と言う人工的ゾンビと黒魔術などによって召喚されるゾンビとで出現経緯が二極化している。
アーク2の場合、白い家やガルアーノ討伐の際にワラワラ出現する個体は間違いなく人工的に製造されたものだろう。しかし時の森に出てくるゾンビ達のように、黒魔術などによって召喚されている個体達も存在する。人工的ゾンビと魔術的ゾンビとが混在しているケースはやや珍しい。
ゾンビであるので当然ながら全クラスがアンデッドである。大量に出現する割に、遭遇はイベント戦のみに限られているのに注意。起用する予定がある場合は早めに捕獲しておいた方が良いだろう。
基本的なパラメーター
捕獲Lvでの比較 | ||||||
キャラ名 | HP | MP | 攻撃 | 防御 | 魔力 | 敏捷 |
初期値 | ||||||
基本成長値 | ||||||
Lv81 (捕獲Lv1) |
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Lv81 (捕獲Lv21) |
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Lv81 (捕獲Lv81) |
成長値や初期レベルボーナスは剣士系①と一緒である。剣士系①にもスケルトン系のアンデットタイプのモンスターがおり、時雨戦法を使えるため総合的な打たれ弱さはやや劣っていると言える。
とは言えアンデッドによる生存保障があるのは便利であり、序盤から仲間にできるのもあって活躍の機会は多いと言えるだろう。
各クラスの補正値
名前 | 属性 | 攻 | 防 | 魔 | 敏 |
ゾンビやグールのマイナス補正はやや厳しいものがあるが、上位クラスでは肉弾戦能力にプラス補正がかかっている。移動力も高いため、アンデッド補正を活かして肉弾戦もある程度可能である。
ゾンビであるためか全クラス闇属性である。補正値も上位クラスになるにつれ比例して上昇していくため、ゾンビマスターでの運用で確定だろう。
各クラスの固有データ
名前 | 移動 | 回避 | 防御 | 正面 | 背面 |
共通データ | |||||
投げLv1 | 投げLv2 | 投げLv3 | 受けLv1 | 受けLv2 | 受けLv3 |
反撃Lv1 | 反撃Lv2 | 反撃Lv3 | 跳びLv1 | 跳びLv2 | 跳びLv3 |
全ての種族がかみつきと斧を装備することが出来る。そして前述のとおり全てがアンデッドとなっている。
戦闘では攻撃力の高い斧を中心に装備させて立ち回らせるとある程度の活躍は出来ると言えるだろう。
特殊能力早見表
自力習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 習得Lv | |
追加習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 要求Lv | |
全ての特殊能力習得までのルート
特殊能力名 | クラス名 | CCLv | 成長 | CC後 習得 |
要求レベルがスモッグ系と全く一緒であり、習得特殊能力の内容もスモッグ系と酷似している。エクストラクト系が使えなくなった代わりにアンデッド能力を得た亜種と考えれば分かり易いだろう。
総合的な強さはイマイチであるものの、有用な特殊能力を覚えた個体が必要なタイミングで出現すると言う意味ではイービルアイに近く、過酷なリーザ編で楽をしたいのであれば捕獲をしておこう。
フリーバトルエリアで出現しないグループなのでイベントで捕獲する必要があるが、活躍タイミングを考えると白い家の実験室に出現するLv31のグール(1/2の2倍)を捕獲する形になるだろう。パラライズウインドを初期レベルで習得しており、リーザ編攻略でのカギになる。
全て特殊能力を習得する場合なのだが、セットしたい特殊能力が必要レベルLv68のブレス程度しかないため、Lv70までレベルを上げつつクラスを一巡させてしまえば全ての特殊能力がLv0以上で習得済になる。
というか実戦で使うならブレス系は必須とも言えるため、ヂークベックを使ってさっさとLv70までは上げてしまおう。
習得する特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
グループすべての種族が自力で習得する、このグループを象徴する特殊能力。自らの頭を投げた後に頭を取りに行くというインパクトある演出に衝撃を受けたプレイヤーも少なくない。
性能はトッシュの真空斬を全て上回っており、補助魔法を駆使すれば100くらいのダメージは十分に与えることが出来る。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
お馴染みの自主退場技。このグループはイベント戦闘でしか出現しないのは前述のとおりだが、捕獲する間もなくこれで勝手に退場されることもあるため起用する場合は注意しておこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
基本はパラライズウインドを使うことになるので使用機会は多くないが、ダメージレースを展開する場合に使っておくと戦闘時間を短く出来る。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
このグループの生命線。グールが初期状態で習得していることが非常に優秀でリーザ・ゴーゲン編で大活躍する。
ちなみに白い家で捕獲し忘れた場合でもイービルアイを2匹捕獲すれば何とかなるため、捕獲し忘れていても特に支障は無かったりする。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
上記パラライズウインドが戦闘でのベースにはなるが、こちらは消費MPが軽いと言う長所がある。
状況次第だがパラライズウインドよりも数回多く使用できることも多く、横着せずに使い分けていきたいところである。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
扱い的にはスリープウインドと一緒だが、こちらは殴っても解除されないという特徴がある。
便利ではあるが、麻痺、睡眠と覚える関係でやや過剰な習得とも言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
状態異常付与魔法シリーズの中では最も消費MPが軽いが、混乱は不規則な動きを誘発してしまうため、MPが足りているのであれば他の魔法を使うべきだと言えるだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
一撃を狙う場合に悪くないと思えるが、麻痺をさせて殴り倒したほうが早く、そもそもこのグループはそれなりに火力があるため、これが必要になる局面は少ないだろう。
追加特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
これを成功させるくらいであれば行動不能に出来る特殊能力を付与したほうが戦局を有利に出来ると言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
魔法中心で戦うグループでもない関係上、事実上死に技と化していると言える追加特殊能力となってしまっている。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
ブレス系以外で唯一セットするかもしれない特殊能力。早期にセットする場合はゾンビマスターにチェンジする前に一旦これを解除した上でゾンビマスターにチェンジすれば問題なく全ての特殊能力を習得できる。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
暗闇状態になると攻撃を回避・防御することが出来ないため、ダメージ効率で考えた時に恐らく最も効率が良いブレスである。
成長度が0に設定されているため永遠にレベル3を使用可能にならない弱点はあるものの、レベル2あれば問題なく実践でも使えるため、セットする候補の一つとなっている。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
物理依存特殊能力で削っていく場合は上記ダークブレスを上回る効果を発揮しうる。編成によって使い分けると良いだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
多少限定的ではあるが、敏捷度を逆転させれば次のターンで全滅させることが可能な局面は意外と多いため十分に使用価値はある。
セットする特殊能力はブレス3種にリフレッシュを加えた4つの中から2つを選択すると良いだろう。
装備例
ゾンビ系の装備例① | ||||||
武器 | アックス ※要するに攻撃力の高い武器 |
基本的には状態異常を撒きつつ、行動不能になった相手を倒していくので攻撃力の高いものを持たせておこう。斧を装備出来るので武器には苦労しない方である。
ゾンビ系の装備例② | ||||||
武器 | スティクス ※攻撃時にMP2吸収 |
アララトスの遺跡ダンジョン地下1Fで出現する手配モンスターのドロップなので、やや入手が面倒である。焼け石に水感があるが唯一のMP補給装備なのでゾンビ愛に満ち溢れている人は装備させてあげよう。
ゾンビ系の総合評価
スモッグ系と違ってアンデッドであるので、MPが尽きても最低限度の肉弾戦能力が約束されているグループである。しかしながら育てた場合は剣士系①の下位互換になってしまい、基本的にはイービルアイのような時限式のキャラクターとして運用をするべきだろう。
モンスター縛りなどでは序盤から捕獲が可能な上に状態異常を付与できる特殊能力を捕獲時から覚えているため、序盤から中盤にかけてはまさに主力級の強さを持っている。
ゾンビと言う「大勢で沸いてくる敵キャラクター」というイメージを上手く表現できており、ほどほどに強く、ほどほどに弱いためイメージを崩さないように丁寧な調整が施された系統だと言えるだろう。
終盤の伸びしろが乏しいので、モンスター縛りでも後半は流石にスタメン落ちしてしまうのがちょっと残念である。
(´・ω・`)