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ガーゴイル系の概要


 一般に「ガーゴイル系」等と言われている独立グループで、オーク系が「微妙に足りないステータスを特殊能力で補いながら戦う戦士」であったのに対し、こちらは反対に「特殊能力は微妙だが、優秀な基本スペックで戦う戦士」である。

 スリープウィンドこそ自力習得できるものの、MPの補給手段などがなく、追加特殊能力も残念なラインナップだが、飛行移動に加えて槍が装備出来る希少種である。そのため飛行系モンスターにありがちな「身動きが出来ず立ち往生する」という弱点が解消されており、味方の後ろから着実にダメージを蓄積できる。

 ヤゴス島やキメラ研究所などの「無粋な侵入者を排除する門番」や「上位の悪魔」のイメージに沿うような特殊能力を習得するため、実用面よりも演出面の「らしさ」が重視されているグループで、世界観の演出用のモンスターと言い換えることが出来るだろう。


基本的なパラメーター

捕獲Lvでの比較
キャラ名 HP MP 攻撃 防御 魔力 敏捷
初期値
 
 
 
 
 
 
基本成長値
 
 
 
 
 
 
Lv81
(捕獲Lv1)
 
 
 
 
 
 
Lv81
(捕獲Lv21)
 
 
 
 
 
 
Lv81
(捕獲Lv81)
 
 
 
 
 
 

 打撃中心になるので初期レベルボーナスを受けた個体を捕まえたくなるが、その場合は熟練度が犠牲になる点には注意しておきたい。

 武器に熟練度によるダメージ差は別ページにまとめる予定だが、熟練度によるダメージ差はかなり大きいので、基本的には低レベルの個体を捕まえて熟練度をしっかり上げて行った方が使いやすいだろう。

 通常攻撃がメインとあって、仲間モンスターの中では珍しくヂークベックとの相性が悪いレアなモンスターだと言えるだろう。

 

各クラスの補正値

名前 属性
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 クラスチェンジに必要な要求レベルが高いクラスほど補正値も高いが、最弱のガーゴイルでも肉弾戦へのプラス補正がかなり大きく非常に頼れることがわかる。

 石像をモチーフにしているからなのか、飛行移動が出来る割に敏捷度が低めである。しかし仮に地形にはまっても槍で攻撃できる関係で、飛行移動のデメリットを緩和できているとも言える。

 

各クラスの固有データ

名前 移動 回避 防御 正面 背面
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
共通データ
投げLv1 投げLv2 投げLv3 受けLv1 受けLv2 受けLv3
 
 
 
 
 
 
反撃Lv1 反撃Lv2 反撃Lv3 跳びLv1 跳びLv2 跳びLv3
 
 
 
 
 
 

 全てのクラスが鎌と槍を装備でき、またすべてが飛行移動となっている。

 順当にチェンジしていけば特に問題なく、初心者でも迷う余地が無いなど序盤で捕獲できるモンスターの中では抜群の使い勝手だと言える。

 

特殊能力早見表

自力習得する特殊能力
初期Lv 習得Lv
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
追加習得する特殊能力
初期Lv 要求Lv
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

全ての特殊能力習得までのルート

特殊能力名 クラス名 CCLv 成長 CC後
習得
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 正直に表現をすれば、特殊能力に関してはイマイチである。故に伸びしろがそこまであるわけでもないので、ゴースト系①のように時限式のモンスターと考えた方が良いかもしれない。

 チャージの存在はそれなりに大きいので、基本はヤゴス島の封印の遺跡に出現するガーゴイル(1/4の2倍)を捕まえて熟練度上昇に励むべきだろう。しばらく前衛が不足する関係で、槍による打撃要員として大活躍できる。

 アーク1勢が同流すると流石に勢いがなくなるが、それでもすべての特殊能力を揃えたい場合、

Lv40でスペランカーにチェンジする

Lv50でマスターデーモンにチェンジする

Lv60でグレートデーモンにチェンジ後にダークブレスを追加する

Lv70でダークブレスを解除してからキングデーモンにチェンジする

と言う過程をこなせば問題なく全ての特殊能力がLv0以上で習得済になる。

 

習得する特殊能力

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 

 悪くは無い能力だが、槍による打撃が最も重要なグループであることを考えるとストライクパワーを習得してくれた方がありがたかったと言えるだろう。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 

 地道にダメージを削っていく関係で、運要素が必要なこれを使う意味はあまりないと言える。

 行動順を入れ替えたい場合は上記のスピードアップを自身に使用したほうがずっと安定性が高いと言える。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 

 成長度が0の種族しかいない関係で、初期習得している個体を直接捕獲しないと使えるようにならない罪深い特殊能力。

 幸いにして、ガーゴイルはヤゴス島封印の遺跡に出現し、マスターガーゴイルもアララトス遺跡ダンジョンのB38に出現するため何度でも捕獲機会がある。

 打撃目的で使うのであればこの特殊能力の有無は使用感に関わる部分とも言えるので、折角捕獲するのであれば上記2匹のどちらかにすると良いだろう。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 

 レベル53付近で習得できると思われる睡眠効果付き特殊能力。殴ると起きてしまう関係で微妙にこのグループと相性が悪いが、それでも習得さえ出来てしまえば強力である。

 敵に悪夢を見せるという悪魔のフレーバーの表現が見事に表現できており、実用面でも役に立つので助けられたプレイヤーも多いだろう。

 しかしこのグループは自力でのMP補給手段が無いので使うタイミングは気を付けたほうが良いと言える。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 

 精神攻撃を加えてMPを消耗させるのはイメージと非常にあっているのだが、実戦では当然無駄行動になってしまうため使う必要は無いと言える。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 

 便利な直線攻撃…と思いきや、魔力依存になってしまっているせいで全く威力には機械でくなくなっている。一応専用技ではあるのでエフェクトを見て遊ぶ分には使用できるだろう。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 

 ダンジョンの守護者による「招かれざる客への裁き」の表現と考えられる特殊能力。習得がマスターデーモンなので地獄からの稲妻になってしまっているが…。

 アンデッド除去には使えるが、槍で2パネル攻撃できる関係上、魔法などなくても何とかなってしまう面もあり、MPの節約を出来る場合はあえて使用する必要は無いと言える。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 

 蓄積ダメージで着実に倒すこのグループにとって、博打でも良いので一撃で倒しうるこの特殊能力は割りと相性が良い。

 悪魔をモチーフにしている点からのイメージに似合うが、習得が遅く成長度も1なのもあって実戦ではほぼ使われないだろう。

追加特殊能力

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 
必要Lv Lv1目安 Lv2目安 Lv3目安
 
 
 
 

 味方の背後から攻撃している時に使っておけば、敵からの安全地帯への侵入を防止できる。

 しかし味方の立ち位置を動かすなり、自身で着地地点を埋めてしまうなりすれば解決できる面も多く、使用機会は多くない。

 「体の自由を奪う」と言う表現をゲームバランスを壊さない程度で導入できたため、この特殊能力が選ばれたと思われる。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 
必要Lv Lv1目安 Lv2目安 Lv3目安
 
 
 
 

 反撃を受けないことがモットーであるこのグループとはイマイチかみ合わない特殊能力。

 味方を後ろから攻撃している場合は、壁にしているユニットに使用しておくと打点が稼げるかもしれない。

 これもジャンピングローと一緒で「迂闊に触れると手痛い反撃が待っている」と言うのをゲームバランスを崩さない範囲で表現できたため、追加能力に選ばれたんじゃないだろうか。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 
必要Lv Lv1目安 Lv2目安 Lv3目安
 
 
 
 

 このグループ唯一の物理依存範囲攻撃。暗闇を付与するという状態異常もイメージとよく合っており、このグループでダメージを出したい場合は必然的にこれに頼ることになる。

 しかし何故か成長度が0になっている点には注意。レベル3の攻撃範囲が欲しい場合は下記のファイヤーブレスを使おう。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 
必要Lv Lv1目安 Lv2目安 Lv3目安
 
 
 
 

 使用感で言えばほぼダークブレスと一緒であるが、追加効果の面で言えば下位互換に近い。

 しかしこちらはレベル3にまで成長させられるので、効果範囲を重視する場合はこちらを選択すると良いだろう。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 
必要Lv Lv1目安 Lv2目安 Lv3目安
 
 
 
 

 悪魔の「対象の生命を奪い取る」というイメージを表現するための特殊能力。計算式は攻撃対象との魔力差が重要なため、補助魔法を駆使しても2倍ディバイドが精一杯である。

 HP回復目的に使えそうではあるが、安定感がないので実戦での使用には向かない。素直に強力果物辺りを投げておいたほうが良いだろう。

 固定ダメージ技としては有用なので、追加能力はディバイド+どちらかのブレスと言うか形が安定だと言えるだろう。

 
属性 Lv1MP Lv2MP Lv3MP
 
 
 
 
範囲 依存 威力 EXP
 
 
 
 
効果
 
必要Lv Lv1目安 Lv2目安 Lv3目安
 
 
 
 

 サンダーストームで守護者の裁きを表現したはずなのだが、これは本当に光属性の魔法なため、悪魔のフレーバーがあるこのグループからすると結構な違和感がある。

 しかし要求レベルが異常に高いため、実戦で悪魔からの天罰が発動されることはまずないと思われるので安心してよいだろう。

 

装備例

ガーゴイル系の装備例①
武器 スピア
※反撃時ダメージ増加

 要するに殴り合いでダメージ重視の装備品。スピアの反撃時ダメージ増加は、鍛冶屋では直接追加できず、ガーゴイル系などで能力を開花させる必要があるため相性が良い。

 

ガーゴイル系の装備例②
武器 パラライスピア
※攻撃時に麻痺追加効果

 状態異常を撒いていくときの装備例。他に物理アタッカーがいる場合はこちらの装備品でサポートに回るのも悪くない。パラライスピアは帰らずの森のフロアアイテムで多少運が絡むため、クズ鉄の大穴に落ちているコンフュスピア+1で代用しても良いだろう。

 

ガーゴイル系の総合評価

 打撃要員として安定度の高いモンスターであり、早期に捕獲すれば役立つアタッカーとして活躍してくれる。

 しかし裏を返せば、アーク1のキャラ達が合流し、人間キャラが豊富になってくると単純な打撃要員としての希少性が薄れてしまうと言うジレンマを抱えている。流石にオートチャージ装備が出来る人間キャラと比べると打撃要員としてスタメン入りは厳しい。

 そのため人間キャラを使用しないような、いわゆる「モンスター縛り」でプレイをする場合は高い攻撃力と機動力、咄嗟のスリープウインドを使えるパーティのリーダー格といて存在感を示してくれる。

 ヤゴス島の個体を捕まえておくだけでも白い家攻略時やリーザ編で大いに役立つモンスターなので、モンスターを普段使わない人でも捕獲しておけば十分に役立つだろう。

 

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