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ヘモジーの概要
チョンガラの召喚獣最後の刺客。いつもやる気のない種族で、見た目もなんだかやる気のない感じである。モチーフはきっとナマケモノだろう。アーク1で加入させていれば、リーザ・ゴーゲン編でケラック、モフリーと一緒に加入してくれるため、加入のタイミングが早まる。
ケラックやモフリーがサポート向けのステータスであったのに対し、こちらは専ら肉弾戦向けのステータスをしている。肉弾戦能力だけ切り取ってみればエルクと同等にあるので、それなりに頼りになる。
ヘモジー化に代表される状態異常付与に加えて、チョンガラの爆撃と言うネタ技ももっているため個性はかなり発揮されているキャラクターではある。
基本的なパラメーター
ステータス比較 | ||||||
キャラ名 | HP | MP | 攻撃 | 防御 | 魔力 | 俊敏 |
成長値 | ||||||
Lv31ヘモジー | ||||||
Lv31エルク | ||||||
Lv90ヘモジー | ||||||
Lv90エルク |
前述のとおり肉弾戦能力はエルクと同等のため、魔法のリンゴと適当な武器さえ装備させておけば最低限の活躍は約束されているのでレベルの上げやすさは自体は十分に確保されていると言える。
特殊能力も攻撃からサポートまでを幅広く習得し、総じて隙の少ない手堅いラインナップでまとまっていると評価できるだろう。
「チョンガラの爆撃」というネタ技をもつもののMP成長が1であり、独自性を活かした運用をしようとすると常にMP不足と戦う必要がある。
固有データ
属性 | 移動力 | 回避率 | 防御率 | 正面 | 背面 |
武器 | |||||
投げLv1 | 投げLv2 | 投げLv3 | 受けLv1 | 受けLv2 | 受けLv3 |
反撃Lv1 | 反撃Lv2 | 反撃Lv3 | 跳びLv1 | 跳びLv2 | 跳びLv3 |
ヘモジーの最大の特徴と言えば射程無限の「チョンガラの爆撃」の存在に尽きると言えるだろう。どうせならこれを活かす事を目指していきたい。
チョンガラの爆撃は魔力依存である。フレイル系に魔力を上げる装備は存在しないので、装備品は基本的にパンチで固定してしまって良いだろう。
特殊能力早見表
自力習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 習得Lv | |
追加習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 要求Lv | |
習得する特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
ヘモジー化は攻撃・防御が0.75倍になり、特殊能力も使えなくなるという優れた状態異常である。
打撃中心で使っていく場合のアクセントには便利なので、厄介な相手には積極的に使っていこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
混乱を付与する状態異常攻撃。単純な火力や攻撃範囲で言えばグルガには及ばないため、必然的にグルガよりも使用機会は多い。
威力面1.12とチョンガラの爆撃を上回るだけの火力を持つので接近された際はこちらを使っていこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
敵モンスターを同一種族の別グループのモンスターに変更してしまう特殊能力。
これを使った相手にラヴィッシュは成功しなくなるため、モンスターゲームを使わない場合は特に意味のない特殊能力になってしまっている。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
MPを減少させる特殊能力だが、これを使うくらいであればコンフュージョン辺りを使っていたほうがマシだと思われる。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
あまりないような気がするが、壁役として使う場合に役に立つかもしれない特殊能力。自分に使用するより味方にサポート目的で使う方が多いかもしれない。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
ダメージ計算式の都合上ヘモジーよりもケラックのほうが高ダメージを出しやすく、しかもあちらはMP成長が2であるなど使い勝手は大きく引き離されている。
しかしヘモジーが使用できる特殊能力の中では貴重な攻撃依存技なので、削り目的には十分使えると言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
ロブマインドの習得タイミングはかなり早く、幻の指輪やマジックローブなどを装備できる事もあり3~4倍ロブマインド辺りは十分に狙える水準である。
チョンガラの爆撃の火力を瀕死状態になるように調整すれば、戦闘終了間際にMP全回復は十分に実現しうる。
しかしイーガの呪縛拳やアークのウィークエネミーが無いと難しいのもあり、この特殊能力を使う場合はヘモジー中心に編成にせざるを得なくなる。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
マップの全範囲を攻撃するという規格外の特殊能力。豪快だが火力とタイミング以外の微調整は効かず、消費MPも大きいので注意したい。
しかし使うのはそこまで難しくは無く、マイトマインドを付与した上で幻の指輪(魔力+10)と魔導の指輪(魔力+5)辺りを装備して2回も打てばHP成長2の連中は瀕死圏内に到達する。サニアのトランスファーを使って連射しよう。
継続して使用していくのであれば魔法のりんごか上記のロブマインドでの補給は必須で、後者に関しては前述の通り呪縛拳やウィークエネミーなどの下準備は必要なものの手軽にMP回復できる点は優れている。
多少の条件はクリアする必要があるものの、使いこなした際の効果はゲームバランスを破壊する勢いがある。各地封印の遺跡など、異様に敵が遠くに配置されているマップで有効なので、時短目的で使う手も十分にありだと言える。
追加特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
チョンガラの爆撃要員として使うのであればこれを使っている暇は無く、打撃要員として使う場合でも同じくことが言えるため、セットするだけ無駄になってしまうと思われる。
これを使うくらいであれば下記のマイトマインドをセットしたほうが良いだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
チョンガラの爆撃要員として使う場合に必須になる特殊能力だが、自身で使うよりも味方から使ってもらうのが前提となる特殊能力である。
緊急時に使えなくもないが、常時これをヘモジー自身が使用している場合は作戦失敗とも言えるため、その場合はパーティ編成から見直したほうが良いだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
チョンガラの爆撃と使用が良い特殊能力だが、これもマイトマインドと同じく味方に使ってほしい特殊能力である。
ヘモジー自身は一回でも多くチョンガラの爆撃を使用したほうが良いため、結局使われることは無いだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
敵に接近しないで戦えるのがヘモジーの特徴であるため、これを使うということは逃げ撃ち戦法を取るということである。
しかしマップ次第ではあるものの、開幕直後に相手と近接戦になってしまう場面も多く、イマイチかみ合わないと言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
貴重な攻撃依存の範囲攻撃。レベル3で使えばチョンガラの爆撃よりも高ダメージを出せることが多いため、近づいてきた相手を薙ぎ払うのに使えなくも無いと言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
高射程の水属性魔法。計算式の都合上、威力・範囲のどちらもチョンガラの爆撃に劣ってしまうため、セットする意味は皆無である。
装備例
ヘモジーの装備例① | |
武器 | マジックネイル ※魔力+2 |
防具1 | 幻の指輪 ※魔力+10 |
防具2 | 魔導の指輪 ※魔力+5 |
魔力成長0.2のヘモジーの場合、接敵前の相手(ウィークエネミー無しの相手)に貫通係数最大を出す場合はマイトマインドの補助に加えて魔力+15~20程度欲しい。そんなわけで魔力+17の装備例である。
持続的にチョンガラの爆撃を使う場合、敵を瀕死状態でギリギリ生存させて接敵させた後、ウィークエネミーを掛けた後にロブマインドでMP吸収を行う必要がある。
そのため必要であれば魔力+5以上のマジックローブを用意したりマジックガントレット(魔力+4)に交換して見たり、反対に幻の指輪を外したりして火力の微調整を行おう。
ヘモジーの装備例② | |
武器 | マジックガントレット ※魔力+4 |
防具1 | 幻の指輪 ※魔力+10 |
防具2 | ロマンシングストーン ※MP消費0 |
コンバートした場合の例。防具の1つをロマンシングストーンにすることで火力は落ちたが消費MPが0になり、コンバートではLv1での使用を余儀なくされていたチョンガラの爆撃をLv2以上で使えるようになった。
ちなみに貫通係数が最大である場合、
Lv3チョンガラの爆撃の火力 = 魔力+15にしたLv1チョンガラの爆撃
に匹敵するためトータルダメージは魔力偏重装備と変わらないことも多い。
サニアのトランスファーと併用して2ターンで4連打すればそのまま殲滅もたやすいが、ゲームバランスは完全に崩壊する点には注意しよう。
ヘモジーの装備例③ | |
武器 | 好きな武器 |
防具1 | 王様の像 ※経験値1.5倍 |
防具2 | 絹のおび ※経験値1.5倍 |
レベルアップ用の装備品。固定砲台として活用するキャラであるため最大HP等を底上げしてもあまり意味が無いためこのような装備にしてある。
最大MPを上げておいた方が爆撃の持続性が高まるため、2.25倍の経験値を受け取って一気にレベルを上げてしまった方が得策だと言えるだろう。
トドメだけをヂークベックなどで行えばレベリングもかなり効率的に行う事ができる。やや反則的な気もするが長丁場の作品なので、採用するだけの価値はあると言えるだろう。
ヘモジーの総合評価
戦士系のパラメータに、サポート向けの特殊能力が揃っているミスマッチ君。工夫なしで使おうとすると、そのチグハグさで使いにくいという難点を抱えている。
そのような事情もあって、彼の強さを語る上ではチョンガラの爆撃は切っても切れない存在である。魔力が低いと言うミスマッチをどうやって乗り切るかがポイントと言えるだろう。
マイトマインドで魔力を上げるのは当然だが、接近時の相手からのロブマインド補給も極めて重要。そのため自然とヘモジーを中心としたパーティになってしまうのが玉にキズである。
ネタ技のような感じではあるが、唯一無二の特殊能力を持つキャラクターである。上手く運用できるかがプレイヤーの腕の見せ所だろう。