アークザラッド2を攻略・分析するサイト

　エルクのMPと魔力をワンランク落としたような成長をしているため、概ね成長は優秀である。基礎能力も高く、俊敏度はレベル10分ほど他のキャラよりも高いため、かなりの確率で先制行動できる。

　問題は火力面だろう。勇者の翼という攻守にわたって大活躍する専用装備があるエルクと違い、素の能力のみの火力であるためかなり物足りなさを感じる。装備品の範囲は広いが、武器の攻撃力が低めなもの中心なので魔法のリンゴがあっても間違いなく火力不足である。

　アイテムコレクターは是非加えたいが、そもそも所持数に限界があり、戦闘力そのものは二流クラスとなっているため、単純な戦力のみで考えた場合スタメン入りは少々厳しいだろう。

　銃を装備出来る唯一の人間キャラ。独自性を出すのであれば銃を装備させて範囲攻撃に専念するべきだと言える。

　火力は度外視してパラライザー辺りを装備させておけば、地味ながら活躍してくれるのでおススメである。

　移動力も高く、ジャンプレベル3到達もそれなりに早いため、打たれ強い陽動担当として動かすと良い仕事をしてくれる。

　敵ごとに設定されたアイテムを盗む能力。消費MPが意外と重いので注意が必要ではある。これでしか入手できないアイテムもあり、やりこみの際は避けて通れない。

　SA-200SP（パラライザー、トッシュ・シュウ編のレジスタンスイベント戦闘）は便利なので入手しておいても良いだろう。

　クズ鉄の大穴はサラマンダーから魔法のリンゴを盗むことが出来る上、騎士の亡霊が魔法のリンゴをドロップするので魔法のリンゴを収集するのに向いている。貝がらを装備させて暴れていれば必要数はすぐに集まるだろう。

　ウィークエネミーとは重複しないのが残念だが、自身が持つ火力不足を補う能力を自力で覚えるのは割と便利である。

　しかしシュウのMPで常用するのは厳しく、実戦で使うことは稀だろう。

　戦力的な観点から言えばシュウには特殊能力経験値の稼ぎを行ってまで成長させたい特殊能力は無いため、わざわざ使う必要な無いのが実情である。

　一応ウインドスラッシャーの成長度が1であるため無理やりにでも成長させたい場合に使えなくもないが、高機動力に加えて銃まで装備できるので、そこまでしなくても困ることは無いだろう。

　シュウの敏捷度の初期値が高いため、同条件の装備をしていた場合、真っ先に行動開始することが出来る。

　レベル2も早期に習得できるため相性が良く、シュウの中では珍しく常用していける特殊能力である。

　味方一人に使用し、使用された味方が通常攻撃の対象になったときに位置を入れ替える。入れ替えは恒久的に行われるため、ある意味でワープ特殊能力である。

　立ち回りで被弾はある程度抑えられるほか、これを使ってまで回避したい攻撃もそうそうないため、ワープ現象見て遊ぶくらいしか価値のない特殊能力と化してしまっている。

　時限爆弾は4-使用Lv後に爆発し、周囲4マスに居るキャラに敵味方関係なく、最大HPの50%のダメージを与える。最大レベルで使うと必然的にシュウも巻き込まれてしまう点に注意したい。

　貴重なダメージ固定技だが流石に使い勝手が悪いと言える。一応アンデッド瀕死を貫通するものの、有効に使える機会は皆無だと言って良いだろう。

　風属性になったエクストラクトなのだが、エフェクトがものすごく長いと言う大問題を抱えており、使用には耐えない。

　これを使うくらいであれば、追加能力でエクストラクトを追加したほうが快適にゲームを楽しめるだろう。

　手で印を結びながら使うためか、一段と忍者らしさが引き立つ特殊能力。イメージ通り風で敵を切り裂くため、フレーバー的にも良い仕事をしている。

　しかし魔力が低い上、成長度が1に設定されているため、とにかく習得が大変で成長もなかなかしないという欠点を抱えている。使うにしてもアンデッド除去程度なので、無理に使わなくても良いだろう。

　恐らく「らしさ」の演出のために設定されている追加能力なのだが、使用対象がゴーゲン程度しかいないのが気になる。

　仮にゴーゲンとペアにしてもシュウのMPでは常用が厳しかったりといまいちかみ合っておらず、これをセットするのは趣味の範囲を出ないだろう。

　打たれ強さを武器に敵に突進させるシュウとは相性が良く、実用面で十分に使える特殊能力で、戦闘開始直後にかけておくと生存率が大きく高まるだろう。

　魔法のリンゴを装備したいキャラではあるが、これをセットすれば装備にある程度拡張性が出るのも事実である。

　消費MPも少ないのでシュウでも常用できるのも相性が良く、迷ったらこれをセットしてしまっても良いだろう。

　基本的な挙動はウインドスラッシャーと完全に一緒なのだが、あちらはとてつもなく成長させにくく、アンデッド除去にも困る場面もあるので一応出番がある。

　しかしそれであれば下記のトルネードのほうが便利なのも事実なので、セットするにしても一時的なものになるだろう。

　いわゆる高射程の風属性魔法攻撃。アンデッド除去が目的のため、射程が長いのは嬉しい点で、使用できる攻撃魔法の中では一番需要があると言える。

　しかしそれでも貴重な2枠の内の1枠を使うかは迷うところで、無いなら無いで何とかなるのも事実だったりする。

　ほぼ同性能の乱れ打ちがあるものの、エフェクトが長すぎるという点から使用に耐えないため、セットを真面目に検討しなければならない特殊能力。

　エルクやグルガに比べると威力を出しにくいが、それでもシュウの中では最高の打点を誇る特殊能力である。

　シュウにセットする特殊能力は、これとトルネード、チャージ、パワーロスから二つを選ぶ形になるだろう。

　一例として出してはいるが、シュウの装備は基本的に、パラライザー等で状態異常等を撒くか、ニードルガン等で削り役として動くかになるので装備品による拡張性はあまりなかったりする。

　ジャンピングハイやパワーロスを多用するのであれば、魔法のリンゴではなく魔力の泉辺りを持たせておけばMP切れの心配は無くなるだろう。

　防御面においては黒装束が鉄壁すぎる関係で、迷う余地が無いのがシュウの良い所でもある。

　シュウの耐久力は、素の回避率＋黒装束によって支えられているので、シャンテほどではないが素のレベルによる影響度が大きいキャラクターである。

　最大HPと回避率の両方が求められるキャラクターであるため、経験値を多く貰える王様の像でレベルを引き上げておいた方が役立つケースが多いと言えるだろう。