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エルクの概要
本作品の第二の主人公。序盤はエルク中心の物語展開になるのだが、アーク一味と合流後はなんだか影が薄くなるような気がするがきっと気のせいである。
物語序盤は我を忘れてアークを追いかけるなど火属性にありがちな暴走行為もあるが、ミリルイベントやアークとの合流後からは冷静さを手に入れ、主人公に恥じぬ立ち振る舞いが出来るようになっている。
全ステータスのバランスが良く、シンプルな強さを持ちながらもポコと違って追加の特殊能力での伸びしろもかなり大きいのが特徴。専用装備も非常に強力であり、アーク共々主人公特権と言うような別格の扱いを受けている。
基本的なパラメーター
ステータス比較 | ||||||
キャラ名 | HP | MP | 攻撃 | 防御 | 魔力 | 俊敏 |
成長値 | ||||||
Lv47エルク | ||||||
Lv47アーク | ||||||
Lv90エルク | ||||||
Lv90アーク |
最大HPと最大MPがアークよりも1高くなっており、アークが抱えていた弱点を完全に解消されている。ステータスの伸びも良く長期間にわたって物語の中心であるため武器の熟練度も高い数値を維持しやすい。
最大MPもポコと同じく2ずつ上がっていき、防御力も高いため戦線を縦横無尽に動き回る活躍が出来る。MP切れになっても打撃をこなせるのがエルクの最大の強みだろう。攻撃面に目が行くが、総合的な耐久力はトップクラスに位置するキャラクターである。
アークが後衛・サポートタイプの主人公だとすれば、エルクは前衛・攻撃タイプの主人公である。二人ともパーティに入れると結構バランスが良いのでタッグを組ませても面白いだろう。
固有データ
属性 | 移動力 | 回避率 | 防御率 | 正面 | 背面 |
武器 | |||||
投げLv1 | 投げLv2 | 投げLv3 | 受けLv1 | 受けLv2 | 受けLv3 |
反撃Lv1 | 反撃Lv2 | 反撃Lv3 | 跳びLv1 | 跳びLv2 | 跳びLv3 |
攻撃力がまずまずあり、種類も十分にある槍を装備出来るのが特徴。エルクの持つ機動力に大きく磨きがかかるため、武器は基本的には槍をお勧めしておく。防御率が4と高く、装備品次第でかなりの敵の攻撃をガードしてくれるが、インビシブルを使っていた方が手軽かつ確実なのであまり語られることは無いようである。
特殊能力早見表
自力習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 習得Lv | |
追加習得する特殊能力 | ||
初期Lv | 要求Lv | |
習得する特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
別に専用技と言わけではないのだが、とにかくエルクが使用するイメージが強い特殊能力。「炎の嵐よ、全てを飲み込め!」と言うセリフが浮かんでくるプレイヤーも多いだろう。
レベル1のエルクでも使用できるようにするためか、若干消費MPが少ないのが特徴。勇者の翼などで補強すれば十分に火力としてカウントできるため、お世話になったプレイヤーも多いだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
防御性能よりも、特殊能力の経験値稼ぎとしての印象が強い特殊能力。エルク+ポコシナリオではインビシブルの有無で難易度が大きく変わる戦闘があるため、心配であればこれで多少稼ぎを入れておこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
最終ダメージを増加させ、さらに回避を防止する効果がある強力な自己強化技。最大で7回チャージ可能で、それぞれ1.75倍、2.00倍、2.25倍、2.50倍、4.00倍、4.50倍、6.00倍と言った風に強化されていく。
魔法のリンゴで手軽に常時チャージ+1状態にはなれるものの、自力で使えるおかげで装備品の融通が利きやすいというのは大きい長所である。
エルクの器用さを支える重要な特殊能力なので、暇さえあれば積極的に使っていこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
エルクの反撃レベルがレベルになるのは26なので、それまでの間は結構活躍する特殊能力。行動も含めるとLv17を超えた辺りで習得できるだろう。
反撃主体にする場合は相当長い間使っていける特殊能力であるのだが、攻撃が仕事のエルクとはやや相性が悪く、レベル30を超えたあたりから使われなくなってしまうだろう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
使用者が多い補助魔法界の優等生的存在。計算式の都合上、使用者の魔力が対象の魔力を20上回ると貫通係数が最大になり、魔法の威力が激増する。
エルクの場合、勇者の翼だけで達成できることが多いが、上乗せしてこれを使っておけば条件はほぼ満たせるため、戦闘開始直後に真っ先に使っておきたい。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
移動力が7で固定される強力な特殊能力。上記のマイトマインドが魔術師主体パーティで使われたのに対し、こちらは物理攻撃主体のチームが主な活躍の場である。
上記以外でも、戦闘時のみ入手できる宝箱が封印の遺跡などに点在しており、回収に生かせるキャラクターに使用しておくとスムーズにアイテム回収が出来るので覚えておこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
無敵状態になる特殊能力。追加能力を含めれば使用可能者はそれなりに居るが、エルクの場合は自力で習得し、また習得タイミングが早いのが特徴と言える。
勇者の翼を装備させれば真っ先に行動が可能になるので、敵陣に突進させてこれで敵を引き付けるという行動がとりやすい。消費MPもLv1を使用している分には簡単には切れず、エルクの強さを底上げしている重要な特殊能力である。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
初期Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
高射程の攻撃魔法なのだが、エルクは全キャラの中でもトップクラスに打たれ強いため、どちらかと言えば味方の壁になる立ち位置が求められる。
それゆえに相手と接近した状態が多くなるため、実はあまり高射程が活きる機会は少ない。
「怒りの炎よ敵を焼き払え」と叫んでいるのだが、爆発の効果音の音量が大きいせいで、結構聞き取るのが困難だったりする。
追加特殊能力
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
自身にはインビシブルがあるため、実質的に味方のサポートとして使うことになる補助呪文。
計算式の都合上、魔術師系の味方に使用しても効果は薄く、そもそも最低ダメージ保障も多いゲームなので、使用しても気休め程度になってしまうことも多いため、MPの無駄使いにならないように注意しながら使っていこう。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
攻撃力を上昇させる特殊能力。追加能力のエクストラクトと相性が良く、貫通係数さえ引き上げておけば相当なダメージを叩き出せる。
反撃戦法を使う際にも有効なため、マイトマインドが不要な場合はこちらを使用する手も選択肢には十分入ると言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
相手のMPにダメージを与える魔法だが、インビシブルでやり過ごしてしまえば済む関係上、エルクでこの特殊能力を使う必要性は皆無である。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
相手との魔力差で吸収量が変動する攻撃魔法。ウィークエネミー炸裂後は多くの相手がレベル81の状態でも魔力12前後まで激減してしまうため、装備品等で調整すれば、実は4倍ディバイドは容易く達成できる。
例えば素のレベル81エルクの魔力は35.0なのだが、マイトマインドで43.6、勇者の翼を装備させれば51.6まで上昇してしまい、ほとんどの相手は一撃で倒せてしまう。
幻の指輪などを使えばもっと簡単に達成できるため、実はかなりバランスブレイカーな特殊能力だと言える。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
条件さえ満たしてしまえばディバイドのほうが強力だが、こちらは攻撃範囲に優れる上に他の味方に止めを譲れるなど差別化が図られている。
エルクは追加能力の種類が豊富なので非常に迷うところだが、恐らくこれとディバイドをセットしておくのが安定だと思われる。
属性 | Lv1MP | Lv2MP | Lv3MP |
範囲 | 依存 | 威力 | EXP |
効果 | |||
必要Lv | Lv1目安 | Lv2目安 | Lv3目安 |
威力は若干優れるものの、誤差の範囲であることを考えればエクストラクトの下位互換的な存在である。
しかしLv1でも暗黒の支配者の通常攻撃の射程範囲外から使用が出来るため、ラスボスに限って言えばこちらの方が使いやすい。どちらもLv3で追加できるため、最後だけ切り替えて使っても良いだろう。
装備例
エルクの装備例① | |
武器 | スピア ※反撃時のダメージ増加 |
防具1 | 勇者の翼 ※レベル20相当分のパラメータ上昇 +移動力1上昇 |
防具2 | 魔力の泉 ※毎ターンMP2自動回復 |
良くエルクにロマンシングストーンを装備させている例を見かけるが、囮役としてであれば魔力の泉1枚だけで足りてしまう。そのためロマンシングストーンを装備させるのは少しもったいない気がする。
勇者の翼による敏捷度の上昇+移動力増加が、囮として使う際に極めて相性が良い。先制で敵陣に突撃してインビシブルを使えば敵を1か所に集めることが出来る。
他のキャラでは出来ないエルクだけの特権行動なので、エルクは基本的にこの運用で行った方が独自性を出して楽しむことが出来るだろう。
エルクの装備例② | |
武器 | スピア ※反撃時のダメージ増加 |
防具1 | 勇者の翼 ※レベル20相当分のパラメータ上昇 +移動力1上昇 |
防具2 | 生命の木の実 ※毎ターンチャージ |
エルクをアタッカーとして使いたい人向け。別に剣でもよいが、槍である方がエルクの機動力に磨きがかかるので通常は槍がおススメである。
戦闘開始時にプロテクションやストライクパワーで味方をサポートし、自身も戦線に加わる形になるだろう。安定して先制補助魔法を使えるので、戦闘が非常に安定しやすいのが長所。
魔法の威力も十分に高いので、アタッカーとしての存在感も十分に見せてくれるだろう。
エルクの装備例③ | |
武器 | 鬼灯 ※Lvアップ時最大MP+1 |
防具1 | ネックレス ※Lvアップ時最大HP+3 |
防具2 | 強力果実 ※Lvアップ時最大HP+1 |
レベルアップ時の装備品。レベルアップ時の武器を鬼灯にするべきなのか、あるいは骸や羅刹にするべきなのかはエルクにとってかなり悩ましい問題である。
ロマンシングストーンを常時装備させるのであれば骸や羅刹で良いが、コンバートしていなかったり、ロマンシングストーンを他のキャラに回す場合は鬼灯を装備させておくと便利だろう。
他の仲間と相談しながら決めれば良いが、どちらでも一定の汎用性は維持するので気分で決めてしまっても良いだろう。
エルクの総合評価
非常に高水準な万能戦士で、壁役、遊撃役、サポート役、魔法役と幅広い役割をこなすことが出来る。ダンジョンによって装備品を変えるだけで別タイプのキャラとして動けるので汎用性と言う意味で右に出るものはいないと言っても良い。
勇者の翼なしでも強いが、無論あったほうがその汎用性が高まるため、遺跡ダンジョンに挑戦可能になったらさっさと取りに行ってしまおう。後々の冒険が格段に楽にある。
シンプルな強さながらも、追加の特殊能力によって大幅な伸びしろを持っており、ゲーム終盤になるにつれて完全無欠戦士になっていくため育てていても楽しいキャラクターである。