アークザラッド2を攻略・分析するサイト

　攻撃力が非常に高く、これまた攻撃力の高い剣しか装備できないこともあって、チャージ込みであればボス級の相手でも一撃で仕留めうる。

　しかし耐久力には難があり、反撃を回避しながら攻撃ができ、移動力にも優れるグルガと比べると数値以上の耐久差があると言えるだろう。

　とは言え直撃さえ取れれば一撃に出来る火力は単純明快で分かりやすく、二部隊編成になるシナリオでは手ごろな戦闘要員としてカウントされることも多い。

　一対一の勝負を好んでいるようで、正面からの攻撃にはめっぽう強いが背後からの攻撃に弱いという弱点を持っている。

　攻撃範囲が正面1マスの剣しか装備が出来ず、移動力にも難を抱えやすいため立ち回りが重要になるキャラである。

　また火属性ゆえに自然回復効果がある時雨（水属性）を装備できないなど、装備にも工夫を入れにくく、痒いところに手が届かないキャラクターだと言えるだろう。

　桜吹雪と稲妻が巻き起こるトッシュの代表的な技。アーク1では相手次第では500以上のダメージを与えることがある規格外の技だったが、計算式の変わった本作ではそのような超威力は無くなった。

　ちなみにトッシュの魔力を相手の防御よりも20多い状態にしておくと、特殊能力の貫通係数が最大になるため、この状態であれば200以上のダメージを与えることもある。

　しかしマジックローブが必須である他、近いことはイーガやリーザで出来てしまう事情から、趣味の範囲は出ないだろう。

　こちらは魔力依存の特殊能力であるので、装備を調整しても桜花雷爆斬のように高い威力を出すことはできない。

　イーガの呪縛拳の下位互換ではあるものの、それでも自力で状態異常付与を出来る特殊能力を習得する点は評価できるだろう。

　装備品での調整が不要な特技であるため最も使用頻度が高い特殊能力である。ショートカットに設定しておいていつでも使えるようにしておくと便利だろう。

　移動力に難のあるトッシュにとって1マス離れた位置を攻撃できるのは重要。追加の特殊能力が無い場合はこれがトッシュの最大射程と言うのが悲しいが。

　斬撃を飛ばすということで魔法依存と思いきや、攻撃依存である。安全な立ち位置から攻撃できる点が優れており、呪縛剣についで使用頻度が高いのでこちらもショートカットに入れておこう。

　防御低下を伴う桜花雷爆斬。一撃で倒せない相手なら呪縛剣を使ったほうが良いため、追加効果があっても無くても大差ないのが少々悲しいと言える。

　虎影斬が相手の防御力低下オプション付きであったのに対して、こちらは実質的に攻撃力低下オプションがついているとも言える特殊能力。

　相手を行動不能にするなら呪縛剣のほうが良い点も変わっておらず、更にこちらは魔力依存になってしまい削り目的にも使えないなど、結局虎影斬と同じで有効利用される機会は少ないと思われる。

　受けたダメージを貯蔵して跳ね返す竜牙剣の下準備となる特殊能力。消費MPが非常に大きく、持続ターンも短いなどの弱点も多いが、使いこなせばまぁまぁ強力。

　MP消費はレベル2が最も効率が良い。使うのであれば魔力の泉などを装備させて気長に運用しよう。

　鬼心法で貯蔵したダメージを敵一体に与える反撃技。上限が設定されてはいるが、かなりの高火力を出せるので、ボスでも一撃で仕留めることも多い。

　暗黒の支配者に対してダメージ固定技はかなり強力。ディバイドを導入できない場合でも魔力の泉一枚あれば運用が出来るこれの存在は大きく、これでラスボスを倒した人もいるだろう。

　紋次イベントで習得する強力な剣技。魔力依存ダメージを与えた後にウィークエネミー状態を付与する。

　ゲーム全体を通してみれば強力な特殊能力なのだが、アークが加入直後から同一効果を広範囲にばらまけるためありがたみが大分薄れている。

　とは言っても敵配置の関係から状態異常を付与しにくい敵も少なくないので上手に使っていきたいところだろう。

　行動順の調整は重要な要素ではあるので、これ自体はそこそこ優秀な特殊能力ではある。

　しかし単体撃破が基本のトッシュは仲間と連携を取る必要性が薄いのも事実である。戦闘開始直後に相手が離れた位置に居たら使う程度で良いだろう。

　基本的な立ち位置はスピードアップと一緒である。確実に成功したスピードアップと比べると成功率に左右されるようになっており、むしろ使用頻度はこちらの方が劣るかもしれない。

　単体撃破がメインの仕事であるトッシュにとって、相手を撃破する順番は重要な要素である。故に移動力が格段に上昇するこの特殊能力との相性は良い。

　しかし無暗に突っ込んでしまうとそれはそれで危険なため、これを使ったからと言って無茶な立ち回りをしないように注意しておこう。

　火属性の魔法攻撃はトッシュが使用できてもおかしくないはずなのだが、あまりイメージに合わないのは「剣技を使う」と言うイメージが強すぎるからだろう。

　トッシュは範囲攻撃を自力で習得しないため、最低でもこれか下記のエクスプロージョンをセットしないとアンデッド処理に難儀するため、どちらかはセットしておこう。

　魔力が低いトッシュとはあまり相性が良くない範囲魔法攻撃。しかしトッシュは自力で範囲攻撃を習得しないため、結果として唯一使用出来る範囲攻撃となっている。

　威力面を期待するのは流石に厳しいものの、瀕死状態のアンデッドをまとめて処理したりはできるため、小回りを利かせたい人はセットしておくと良いだろう。

　剣士系の相手に標準装備されている平凡な攻撃依存の特殊能力なのだが、性能はあらゆる面で桜花雷爆斬を上回っている罪深い存在。

　通常戦闘以外でも、暗黒の支配者の通常攻撃の射程外から攻撃できるため、魔力の泉などでMP補給を行えば地道にダメージを蓄積させることが出来る。

　武器強化をしないでも入手できる装備例。ライトセイバーは光属性なのでアンデッド転倒を貫通する。HPも5と少量ではあるが攻撃毎に回復出来るのでトッシュと相性は非常に良いと言える。

　通常攻撃メインで立ち回り、必要に応じて呪縛剣などを使っていけばMPも特に問題なく運用することが出来るだろう。

　シンプルながら、命中すれば確実に相手を倒せる破壊力は使いやすく、初心者でも安心してアタッカーを任せることが出来るだろう。

　ライトセイバーをHP回復効果の多いフォールチュンに変更した例。フォールチュンの合成、追加効果の付与、武器レベルアップ時の吟味と多少の手間が必要ではある。

　しかし実施は地の剣＋ロングソードと合成自体は簡単な上に初期最大レベルが14のため、結果としてHP回復効果の吟味だけすれば良く、導入はかなり簡単な部類である。

　チャージ効果の一つである「回避されない」と言う効果が、命中時にHPを回復する効果と大きく噛み合っており、かなり手軽に前線に送りだすことが出来るようになっている。

　レベルアップ時の装備品。王様の像や、きぬのおびを装備させる手もあるが、トッシュ自体レベルを上げやすいキャラなので最大HPとMPを強化したほうが使いやすいだろう。アークと同じく、弱点である最大HPはネックレスで完全に穴埋め出来てしまう問題なので忘れずに装備させたい。

　骸や羅刹を装備させる手もあるが、チャージ状態ならオーバーキルが発生するほど素の火力が高いため、手軽にMPを使えるようにした方がより汎用性が高まると言える。